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2007年5月4日(金曜日)

Leopard新機能?ダッシュボードの多重化

カテゴリー: - spiky @ 14時48分44秒 このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをTagClickに追加

おなじみMacRumors.comからのニュース:

  Thursday May 03, 2007 12:23 PM EST
  “Patent: Organizing Multiple Dashboard Widgets”
  特許:多重化されたダッシュボードウィジェットの構成方法について

macnnが、 MacOS Xのダッシュボード技術に関する周辺特許についての詳細な報告をしています。

 

 米国特許庁はこの5/3にダッシュボードに関する5つの特許を認可しました。Appleの次期OS, MacOS X 10.5 “Leopard"で搭載される予定のワークスペースを整理する為の機能"スペーシーズ(Spaces)"とよく似た、ダッシュボードを複数取り扱う為の取り組みに関する周辺特許がいくつか出されています。

 

ダッシュボードキューブ

 

 最初の例は、ウィジェットをテーマによってグルーピングする方法に関するもので、”ユーザは仕事に関するウィジェットはこのグループ、個人的に使うウィジェットはまた別のグループ、と言った具合にそれぞれの関係するウィジェットをグルーピングしてまとめて構成できる”ようになっています。

 

 同時に、別の実施例では、このウィジェットのグループがタブ付きのフォルダで構成されるようになっていたり、グループ毎のダッシュボードパネルを同時に画面上に併置したり重ね合わせたりして表示するものも含まれています。

 

 最後に、実施例の中には3次元の立方体の表面のそれぞれに、グルーピングされたウィジェット群が提示されて、その立方体が回転する事で切り替えが可能なインタフェースが提案されており、この実施例はすでにAppleが別の画面遷移(ファーストユーザスイッチにより複数ユーザのワークスペース切り替えをするときのような)に似ている事から、実装される可能性がありそうです。


3次元ダッシュボードインタフェース

 

 その他にも面白い特許が出願されており、macnnではその他の特許に付いても説明されています。

 



 MacOS X 10.4 “Tiger"より搭載された、このダッシュボード機能ですが、僕はどうも使い勝手がよくないなぁと思ってます。ダッシュボードは、以前Konfabulator(現在はYahoo! Widget)と呼ばれていたJava scriptによって記述された様々な「ちょっといい」機能を「ひきだしからさっと出して使える」ようなイメージで準備されているものですが、MacOS Xのダッシュボード機能は、普通使っているワークスペースに、新しく別の(ダッシュボードの)ワークスペースを呼び出しておいてからしか使えないので、例えば電卓機能にしても、メールに記載された複数の数字をカット&ペーストしながら計算したいと思っても、

 

  1. メールからコピーする
  2. ダッシュボードワークスペースに切り替える(←よけいな作業!)
  3. 電卓にペーストする
  4. 再びワークスペースに戻る(←よけいな作業!)
  5. メールからコピーする
  6. 再びダッシュボードスペースに切り替える(←よけいな作業!)
  7. 電卓にペーストする、そして計算!

と言った具合に、2つのワークスペースをいったりきたりしなければいけません。

 

 そうはいってもダッシュボード用に用意されている、ちょっといいプログラム群は、なかなか見栄えが良いものがたくさん用意されているし、ユーザが作成した素敵なウィジェットがあることも事実で、うっかりしているとダッシュボードのワークスペースはウィジェットだらけになってしまいます。

 

 そうなると、上の電卓の例で、「別にコピペしなくても、画面見ながら打ちゃいいじゃん」と思われる人もいるでしょうが、そもそも多数のウィジェットにもとのワークスペース(デスクトップ)が覆い隠されて見えなくなってしまい、非常に使い勝手が悪いと思っています。
見えないデスクトップ

 

 このように普通のワークスペースとウィジェットのワークスペースを完全に分離してしまうやり方は「モード」の概念をユーザインタフェースに持ち込んでしまい、あまりよろしくありません。

 

 この点はAppleのダッシュボードとウィジェットよりも、そもそものウィジェットの走りとなったKonfabulatorの流れを継ぐ、Yahoo!Widgetの方が秀逸で、それぞれのwidgetは普通のワークスペース上に配置され、その他起動されている複数のアプリケーションと混在させて使う事ができるため、ワークスペースの切り替え、なんて概念はありません。

 

 そもそもアプリケーションもwidgetも、ユーザから見れば、何らかの機能を提供してくれるプログラムである点は何の違いも無く、あの素敵な、ウィジェットが飛び出してくるトランジションを見る事ができる以上に、ワークスペースを分けておくメリットを見いだせません。

 

 上の特許では、混雑したダッシュボードの世界をどのように整理して澄みやすくするか、ということにしか効果がないので、僕としてはYahoo!Widgetのように、普通のワークスペースでウィジェットも使えるようにしてほしいと思います。場合によっては小さなアプリケーションが複数画面上に点在するのはうっとうしい場合もあるでしょうから、いっぺんに出す、いっぺんに消す、といった機能もExposeの一部として実現してくれると理想的かと感じる次第です。

 

 いまのところはYahoo!Widgetの方が使い勝手がいいし、なにしろ素敵なウィジェットがたくさんあります。Appleがどこまでまじめにダッシュボードの機能強化に取り組んで行くか、気になる所です。6月に開催予定のWWDC2007(World Wide Developper's Conference)にてLeopardの最終型が紹介される予定で、ダッシュボードについても紹介ある事は間違いないので待ち遠しいです。■

 

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コメント

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  1. 個人的には一般的なWidgitとDAの区別がつかないんですが。。。

    Comment by todo — 2007年5月4日(金曜日) @ 23時42分43秒

  2. todoさん、コメントをありがとうございました。

    すみません、DAってのはMacOS Xのダッシュボードの事でしょうか(汗)
    (ということは「一般的なWidget」ってのはYahoo!Widgetとかのことですよね?)

    僕もおなじだと思っています。
    むしろ普通のアプリケーションと同じように使いたいWidgetだけをダッシュボードの
    世界にクローズしてしまっている利点があるんだろうか?と疑問に思ってます。
    (ひとつにまとめているのがダッシュボードだ、とも言えますが。。。)

    たくさんのしゃれたWidgetが、画面の周りから「サッ」と出てきて、「サッ」と隠れる。
    見た目はかっこいいんですが、普通のアプリとの行き来の手間があるんで、返って
    使い勝手が下がっているように思えます。

    これだけはMacOS Xの「謎」ですね〜(^_^;;
    Leopardでもっと使い勝手が良くなるといいんですけど。

    Comment by spiky — 2007年5月5日(土曜日) @ 00時59分00秒

 

 

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