欧州Vodafone:「100万台売れたらね」
昨日英国でのiPhone取り扱いに関するニュースを紹介しましたが、「月曜日に発表?」というわりにはどこにもニュースがでてないぞ!と裏を取るのにニュースサイトを回ってました。今日ようやく情報が入ってきました。
newswireless.netからのニュース:
Vodafone “100万台売れたら欧州版iPhoneの取り扱いを約束しましょう。” ということは木曜あたり?
Vodafone “will confirm Euro iPhone deal when one million phones are sold” - Thursday?
by Guy Kewney | posted on 03 July 2007
どうやら今回も、結局のところSteve Jobsの勝利に終わったようだ:iPhoneアクティベート時の障害発生いかんにかかわらず、Appleは木曜までには100万台販売のアナウンスができると見込んでいるようだ。情報筋によれば、その日こそが欧州でのiPhone取り扱いに関する情報が明らかになる日かもしれない。
先週の金曜の夜、予想されていた長い購入者の列が1時間かそこらで無くなったとき、iPhoneはいったいどれくらい人気なんだろうか?という素朴な質問が浮かんだ。
そして程なくして、アクティベートする際に問題が発生しているというニュースが入り始め、もしCingularが、購入者がほんとにビジネスユーザだと考えていたならば、疑り深い一部の人たちはこんなおもちゃにそれほど大きな需要はないのではないかと勘ぐるところだ。
しかしながら、昨夜までにAT&T(のネットワーク)を通して実際に登録された数(「販売数」ではなく、実際にアクティベーションを完了したiPhoneのアカウント数)は、すでに60万ユーザがオンラインになっていることを示した。情報筋によると、この調子で行けば、明日(水曜日)の何時かには100万というマジックナンバーに達するだろう。実際、それよりももっと早いかもしれないということだ。実際に購入はしたが、まだ利用開始していないユーザはかなりの数に上ると考えているらしい。
ドイツの情報源によると、欧州の販売チャネルであるVodafone, T-MobileそしてCarphone Warehouseの3社による3G版iPhoneの取り扱いに関するアナウンスは、表向き法的な理由によって保留されたままである。
"私たちが聞いているのは、ドイツでの長い書類処理を待っているということだ;しかしVodafoneのNewbury顧問弁護士がそれを見たとき、監督庁はドイツ国家の法律下での契約書への署名をしようとはせず、英国の法律にもとづき文面の再度作成が必要だと言っているらしい。”とある内部関係者は述べている。
すなわち、数量 - 100万台売れたという- はいまだ不確定であることを意味している。もし木曜日までに100万台というマジックナンバーに達しなかったり、法的問題が片付いていなければ、会社は選択肢を迫られることになる。つまり、発表を来週に先延ばしするか、あるいはやはり今週中にアナウンスをするけれども、発注数量についてなんらかの期待値をほのめかす言葉を添えて、という選択肢だ。
Engadgetによれば、その他にも様々な可能性がある、ということだ:
AppleのiPhone販売拠点から集められたデータによる、販売店において購入可能かどうかの在庫数量変化の様子を見るといい。6/30(土)にAppleは彼らの全てのストアで購入が可能だと表明したが、実際には少なくともいくつかの販売店には4GBモデルしか在庫していないことが分かっている。月曜日には購入可能性は84%に落ち込み、昨日7/2の段階ではたったの61%である。アップルは今朝、全米での購入可能性が42%であることを示したが、我々は、殆どの在庫が(8GBモデルに比べ)魅力に欠ける4GBのみではないかと疑っている。
我々はストアがオープンするのを待たねばならないだろう。しかし我々が知る限りでは、AT&Tは午前中に売切れてしまったあとの再入荷といった在庫調整がうまくいっていない。従って、このデバイスが欲しいと思う消費者はオンラインで注文をする(しかし配達までに2〜4週間は待たねばならない)か、あなたの地元のアップルストアに何度も通いつめねばならないだろう。
もし上記の予測が正しければ、木曜日の(100万台突破記念)パーティができるかどうかは、AT&Tによる供給にかかっているということだ。
単一のデバイスメーカによる携帯の発表としては異例ともいえるほどの熱狂で幕を開けた、Appleの"iDay"ですが、市場開設を控えている欧州マーケットのVodafone他3社は、果たしてその熱狂に相応な数の台数が販売達成されるのかどうか、斜に構えてみているという状況のようです。
たしかに初日の滑り出しは非常に好調であったものの、Appleが言うように「300万台用意済みで、うち100万台は販売店へストック済み」という言葉もその後数日でぼちぼち在庫切れを起こしているというあちこちからの報告を鑑みると、在庫はあっても魅力に欠ける4GBモデルばかりで結局100万台に達する前に(8GBモデルが)在庫切れとなりそうな気配があります。
Vodafone他2社は、米国での売れ行きと実際の供給能力を判断した上で、発表をするつもりのようです。(でも、結局取り扱いはするんでしょう?ちがう?)
考えてみれば、欧州版iPhoneはすでに3Gなわけですよね。ということはこの10月に欧州のAppleストアやVodafoneショップに行き、向こうで買って帰国すれば、SoftbankもしくはDoCoMoのネットワークを使って国際ローミングで通信も使えるiPhoneを手に入れられる可能性が大ってことですよね。ただ米国での購入者はsocial security numberを求められたように、欧州でもなにがしかそのような欧州居住者であることを証明するIDを要求される可能性は否定できません。また海外端末の国内でのデータローミングができるのか?できたとしてもパケット定額外であることは明らかなので、旅行代+iPhone代+通信料が相当な額になりそうで、やはりしばらくはセレブな方々のおもちゃなのかも。。。
それともう一つ問題が。
米国版でも、WEBやメールの表示に関しては、日本語、韓国語、中国語、アラビア語(?)などに対応していることが明らかとなっていますが、日本語版には当然MacOS Xならことえり3に相当するFEPが必要です。それは搭載していないでしょう。入力の無いiPodの場合は、パッケージングが違うだけで製品自体は全世界共通だったので、僕は3G登場時、東海岸で購入して言語設定をさくっと日本語に切り替えておしまいでしたが、iPhoneはそうはいきません。PalmやSymbianのように、勝手アプリをAppleが許してないので、サードベンダからのローカライズ製品が出る見込みはほぼゼロに近く、結局のところおとなしく日本での発売をまつしかなさそうです。
ちなみに全米各販売店での購入可能性をネットで調べることができます。
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