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2007年7月5日(木曜日)

欧州版は3Gなし?:UKはO2が獲得

カテゴリー: - spiky @ 11時56分44秒 このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをTagClickに追加

つい昨日、「3G対応欧州版iPhone」についてお伝えしたばかりですが、少々残念なニュースを。

いつものMacRumors.comからのニュース:

Wednesday July 04, 2007 06:38 PM EST
Apple to Partner with O2 in UK, Orange in France, No 3G?
「英国ではO2が、仏ではOrangeが、でも3G無し?

 

TimesOnline.co.uk が伝えるところによると、O2が英国でのiPhone独占販売権を獲得した模様です。

O2はライバルたちを蹴散らし、ついに英国でのiPhone独占販売権を獲得しました。携帯電話業界で今年一番人気のAppleとのタイアップは1800万人の利用者集団の最終的な運命を方向付けました。最終的な契約調印はほどなく行われると見られています。(中略)しかしながら、この取引成立は、つい先日まで最有力候補と見られていたVodafoneにとって少々厳しい失望をもたらしました。

Vodafoneは次のようにコメントしています。”iPhone契約獲得に向け相当頑張ったが、最終的に取引条件をのむことは不可能だと考えた。”

Timesonline.co.ukはまた、フランスではOrageが最有力候補であると予想しています。

そして最後に、FTD.de(フィナンシャルタイムズドイツ語版)の報告によると、この秋に予定されている欧州でのiPhone販売は「英国・フランス・ドイツ」のわずか3カ国に落ち着くとのこと。記事によれば、欧州版iPhoneは、これまでのいくつかの噂を覆すように、3Gはサポートされないだろうと報じています。

上記タイムズオンライン(英国版)の記事は下記のとおりです:

 O2はライバルたちを蹴散らし、ついに英国でのiPhone独占販売権を獲得しました。携帯電話業界で今年一番人気のAppleとのタイアップは1800万人の利用者集団の最終的な運命を方向付けました。最終的な契約調印はほどなく行われると見られています。

 クリスマスシーズンに販売されるであろうこの電話は、欧州における熾烈なモバイルマーケットにおいてO2が勝ち残り、顧客を維持していくための重要な武器となると予想されています。

 引き続き、O2の独占販売期間終了後の販売権を巡って、Carphone Warehouseを含む複数の携帯電話販売会社が交渉継続していることが分かっています。

 このニュースの裏で、O2を所有するスペインのTelefónicaの株が急騰すると見られています。

 しかしながら、この取引成立は、つい先日まで最有力候補と見られていたVodafoneにとって少々厳しい失望をもたらしました。

 

 Vodafoneのchief executiveであるArun Sarinは次のように述べています:

”iPhone契約の獲得は、これまで225億ポンドの3G覇権獲得にもなる最も熾烈な携帯電話マーケットの激戦の中心であることから、相当頑張った。しかしながら交渉の終盤で、最終的に取引条件をのむことは不可能だと考えた。”

 

 AppleがO2と取り交わした契約は、iPhoneユーザによって生み出される収益の継続的な山分けを含むと考えられています。O2のネットワークはまたAppleの端末を収容できるよう回収作業が必要と見られています。Appleという強力なブランドは英国市場に置いて消費者が現在の契約を破棄してiPhoneプロバイダーへの乗り換えを加速すると期待されています。

 

米国における熱狂の中、50万台を超える端末が第1週の販売期間の間に売られていきました。米国市場において独占権をもつAT&Tは、米国内の1800店舗の殆どで、24時間以内に売り切れていると発表しています。

 

Appleの株価はこの1月に最初のプロトタイプが姿を現してから、実に50%近くも跳ね上がっており、これにより340億ドルもの価値を加えることになりました。

 

 O2は、このAppleとの取引が国内におけるメジャーな携帯音楽オペレータとしての市場覇権を確固たるものとしてくれると期待してます。O2とAppleのチームは、前身のMillenium DomeをThe O2へとブランド変更し、コンサートと娯楽施設へと転換しました。

 

 取引は欧州全体でAppleと複数交渉が継続しているものの一つです。T-Mobileはホームゲレンデであるドイツにおいてこの電話を提供するために取引条件を飲んだと見られています。Orangeはフランスにおける最有力候補とひそかに見られています。

 

 Appleは、当初欧州全体で一つの契約を獲得すると見られていましたが、個別のマーケット毎にタイアップすることで収益を増加することができると考え始めているようです。

 カリフォルニアに本拠地を置くこのグループは、各国において最も力を持つオペレータの協業を確保しようと必死になっていると考えられています。

 

i Phoneを手に入れようとする英国の消費者は、現在の契約を解約しO2ネットワークへ移行するのに、法外な月額料金を払わねばならない状況に直面することになるでしょう。

 

 伝統的に携帯電話は回線契約のおまけ(程度に極端に安い)である慣習の英国での販売価格は £300 と見込まれています。

 

 ライバルの携帯端末メーカはVodafoneやその他獲得競争に負けたメーカ向けに"iPhoneキラー"の準備に余念がありません。O2とVodafoneはこの件に関しコメントを避けています。

 

 ふーむ、Vodafoneは降りちゃったわけですか。。。

 

当初は地域で1契約、メジャーなプロバイダと提携しようと考えていたAppleですが、結局のところ、場所ごとに収益最大化を図る目的で、各国毎個別に契約交渉をする方向へ舵を切りなおしたようです。このことは、ハードウェアを各国毎にカスタマイズする必要性が急増し、一般に大変な出費と労力となるわけですが、しかしながらiPhoneはまだ発売されたばかりだし、同時にこれだけ多くの国々の状況にあわせて端末を作り直すことは自殺行為に近いわけです。

 

以前のように1地域1オペレータとし、欧州全体をvodafoneと契約、としてくれれば、3G版の可能性も飛躍的に高くなったのでしょうが、個別対応になったとすると、基本的にハードウェアは米国版のGSM版と同じものを使い回しすることが容易に考えられます。

 

もしほんとに3G版を作らず、米国版iPhoneをワールドワイドにするなら、国内で3G版が発表されることは期待薄のような感じになってきました(涙)

 

 

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