暑い夏には「冷える!」ノートPC冷却台!
夏は暑い!
ノートも暑い!
クーラーをかけていても、このPowerBookの暑さは尋常じゃないです。
丁度パームレスとの所にハードディスクが入っているので、特に左側の手のひらが大変な事に。 そんな夏にうってつけの商品が、先日サンワダイレクトからの商品モニター募集のメールに乗っていました。
「冷える!ノート用クーラーパッド(USB電源タイプ)
TK-CLN10U
大型ノート(15.4inch)対応(400mm x 280mm)」
早速応募したら見事にヒット!今回はこのノートクーラーパッドのインプレッションをお届けします。
ノート用クーラーパッド(USB電源タイプ) 11,340円(税込み)が7,980円(税込み)!
1.商品が到着!
ほどなくして、丁寧な梱包で商品が届きました。なかを開けてみると、神々しくも涼しげな水色の箱がこんにちは。
ということで、今回はこのサンワサプライから発表された、ノートPC用の冷却台「ノートクーラーパッド」のインプレッションをお伝えしたいと思います。
2.同梱物の確認
箱は結構大きなものですが、なにせアルミ製の板を曲げたものなので、以外に軽い。さっそく中身を確認して行きましょう。
まず冷却台本体ですね!黒いボディの表面がヘアライン仕上げしてあり、ちょっと高級感あふれています。また角の部分や、曲げてある部分が全て面取りをしてあり、引っかかったり手を傷つけたりしないように配慮してあります。なかなか芸が細かいですねー。
そして付属品ですが、クーラーパッドに搭載されている大型の冷却ファン2つを駆動する為の電源をパソコン本体からUSBケーブルにて供給する為のケーブル。通常USBで電源を取るタイプのもの、例えば外部ハードディスクなどのUSB電源ケーブルをつないだりしてしまうと、それだけでUSBポートを占有してしまって使えないってことがよくありますね。このケーブル、ご覧のように二股になっています。あまり電力を必要とする外部機器は一緒につなげないと思いますが、USBマウスとか、USBメモリスティック等は問題ないでしょう。こういった配慮は嬉しいですね。 さてもう一つの付属品はクーラーパッドに載せたノートPCを、クーラーパッドの面から浮かせる為のゴム足4つです。実はこれは非常に大事な部品なので、無くさないようにしましょう。あとで活躍する事になります。
3.設置
今回テストに利用したのは、PowerBook G4 15inch、ワイド液晶/薄型ノートの先駆けとなったアップルコンピュータのプロシューマ向けノートのフラッグシップモデルです。現在はMacBook ProとなってCPUもIntelのCore 2 Duoとなっていますが、今回のPBG4はPowerPCとなっています。アルミ筐体は美しいだけでなく、非常に熱伝導率が良いので、うまく本体全面から熱を外に逃がすのに役立っています。 さて、クーラーパッドにPBG4を載せてみましょう。PBG4は結構横幅があるんですが、ご覧のようにまだクーラーパッドには余裕があります。17inchでも問題なく載せられます。 横からの写真ですが、このように傾斜しており、タイピングの際に打ちやすくなっています。
後ろ側を見てみると、USBケーブルが出ている横に小さなスイッチが付いており、 USBケーブルを差し込んだ後、手でスイッチのon/offをします。
4.いよいよ動作テスト
さていよいよ、肝心の「ひえひえ」具合を見ていきましょう。まず冷却の前に、PBG4に「熱く」なってもらわねばならないので、以下の2つの作業をしてもらうことにしました。
- DVDの連続再生 (DVD Playerにて映画を再生)
- HDへの連続アクセス (Tech Tool Pro4でHDのスキャンを実施)
また温度計測ですが、Hamada Takashi氏が作成されたPBG4用の“Thermo in Dock”というツールを利用しました。PBG4では、CPUなどの温度をアプリケーションで取り出すことができるようで、これを連続計測しグラフにしてくれる便利なツールです。Thermo in Dockが計測してくれるのは以下の3箇所の温度。
- Power Supply Bottom Side … (あ)
- CPU Bottom Side … (い)
- CPU/InterPID Bottom Side … (う)
これら(あ)(い)(う)の温度推移を調べます。
さて上記2つの作業を開始してからしばらくしてThermo in Dockを起動すると、上記(あ)(い)(う)が下記の値を示しています。
- (あ) 65℃
- (い) 63℃
- (う) 61℃
ここでいよいよクーラーパッドの動作開始です。背面のスイッチを入れると、ファンが回転を始めました。しばらくこのまま、そう、約10分間ほどほったらかしていたのですが、一向に上記3つの温度が下がってきません。
おかしい。
何かがおかしい。
これだけ大きな口径のファンが2つも回ってるんだから風量的にも結構な流量のはず。もっとがんがん冷えてくれることを期待していたのですが。。。
5.ノートはゴム足で浮かせろ!
「スイッチを入れればファンが回る」
ただそれだけの構造なので、ややこしいことは何もありません。しかし冷えない。そこで基本的なことを考えてみました。ファンは回っているが、果たして空気は流れているのか?この2つのファンは下からノートの底面方向に向かって噴出すようになっています。横からノートとクーラーパッドの間を覗いてみると、ノートとクーラーパッドは殆ど密着した状態、つまりファンの出口を思いっきりふさいでいます。
これでは風も流れないので冷えるわけがありません。
そこで!
先ほど確認したゴム足の登場です。これはクーラーパッドの面に貼り付けて、ノートPCを浮かせる役割があります。PBG4の足と干渉しないように位置を調整して以下の写真のように4つ取り付けました。これでノート底面とクーラーパッドの間に隙間ができました。
さて、改めて実験開始です。
温度は先ほどと変わらずPower Supply下が65℃のまま。。。この状態で、改めてクーラーパッドの電源をon! これでしばらくほったらかしておきました。すると徐々に温度が下がり始め、約10分ほどで(あ)(い)(う)ともに約3度程温度が下がりました。その後引き続きファンをまわした状態にしましたが、どうもこれが精一杯のような感じです。
結果を表にまとめたものが下記です。
| (あ) Power Supply Bottom Side | 65 ℃ | →約10分後→ | 62 ℃ |
| (い) CPU Bottom Side | 63 ℃ | 59 ℃ | |
| (う) CPU/InterPID Bottom Side | 61 ℃ | 58 ℃ |
下記図は、左が冷却開始前、右が約10分後の状態。
5.結論
かなり大きいファンが2つもついているので、もっとガンガンに冷えるかと思っていたのですが、僕のPBG4ではマイナス3℃が精一杯のようで、ちょっと拍子抜けした感じです。いや、ちょっと期待をしすぎたか?しかしながら、3℃定常的に温度が下がることで、パームレストの焼けるような暑さはかなり和らぎ、ほんわかと暖かい程度まで体感できるほどの違いがありました。実用上はこれだけ下がってくれれば助かるかも。
もちろん世の中にはまさにアルミ削りだしの冷却フィンそのものといったロールスロイスのような冷却台もあるのですが、それはそれなりに値段がします。しかし何よりもこのサンワダイレクトのノート用クーラーパッド(USB電源タイプ)は7,980円ですよ!コストパフォーマンス的には十分なのではないかと感じる次第です。
6.おわりに
実は以前、動画のエンコード作業とかをしているときにあまりにPBG4の温度が上がりすぎて触れないほどになってしまったので、PBG4の下にタオルで巻いた保冷剤をおいて、その上で作業をしてたことがあったんですね。これはこれでちょっと危険なのです。あまりに急激に、かつ部分的に下げすぎると、内部にたまっている空気から水分が凝縮し、基盤やチップ、へたをするとハードディスクに付いたりする可能性があり、取り返しの付かない故障を引き起こす可能性があるからです。しかしこの掟破りの方法では、なんとPower Supply Bottom Sideの温度が40℃代まで下がるという恐ろしいほどの冷却効果を発揮します。アルミの筐体も、ひんやり冷たくなりとても気持ちが。。。。いい。。。
まそんな危ないこともやっていたので、同じ程度の効果を期待していましたが、それはちょっと尋常ではないわけで(汗) 保冷剤は溶けますから、つど、交換が必要です。そのてんクーラーパッドはそんな手間もなく安全な範囲で冷やしてくれますから、マシンもやさしいです。
大き目の筐体としっかりとしたつくりもあって、キー入力のしやすさという側面もありますし、この程度の値段なら一つあると重宝するかと感じた次第です。
さて、今回のインプレッションを通して感じたことを下記にまとめてみました。メリット・デメリット、そして要望など。製品の作りはカチッとしていて、値段のわりには高級感があります。黒という色も目立たず落ち着いた感じでいいです。サンワダイレクトのノート用クーラーパッド(USB電源タイプ)
、いまななら7,980円とお安くなっているのでお買い得です。でわでわ
メリット
- 大型で安定しているので,ノートPCを載せてもしっかり安定しています。
- シンプルな作りの割にはそこそこ冷えます。
- 電源供給用のUSBケーブルが分岐タイプになっており、他のUSB機器を同時に接続できます。
- 冷却ファンの音が静か!内蔵ファンと大差ないほど気がつかないくらいに静かです。
- 角の面取りがしてあり、手やPCをひっかけて傷つける心配がありません。
- ノートを閉じてもスリープせず、ファンが回り続けます。Macの場合、シャットダウンはせず、スリープが基本(と僕は考えてます)なので、スリープしていると思っていると、ずーっと動きっぱなしということになります。自分で意識してスリープ前にスイッチを切る必要があります。
- 構造的に工夫したらもっと同じファンで冷却効率を上げられる。
リクエスト
- アルミ板の加工とファン取り付けを工夫して、更に冷却効率を上げる。
現状ではファンからの空気流量を確保する為に付属のゴム足でPC本体を浮かせなければいけません。しかしこれだとPCがクーラーパッドに接触しない為、せっかくアルミでできているクーラーパッドに熱が伝導せず、したがってクーラーパッド本体がアルミでできていることそのものはPC本体の放熱面積を広げる為には役に立たない。従って極端な話クーラーパッドがアルミでできていることは冷却効率の点で何ら貢献していません。従って、まずクーラーパッド自体はノートPC本体に密着するような構造とするのが望ましいでしょう。但しこれだといまの冷却ファンの取り付け方だと冷却用の風が流れないので、クーラーパッド本体の表面構造を工夫する必要があります。(1)クーラーパッド本体はできるだけPC底面に密着させ、PCの放熱面積をかせぐ。(2)熱が伝導し放射している面にできるだけ多くの流体を流し、放熱を加速する。という二点を考慮すると、やはり一番いいのは、CPUクーラーの放熱フィンの用な構造とし、フィンの面にノートを載せ、ノート底面とフィンの間を流体が流れるようにするのがベストですが、しかし材料費/加工の工数もあるので、このような削りだしタイプにするとコストがかなり上がってしまいます。従って、削りだしではなく、アルミの平板1枚を波打つように折り曲げ、波の間に流体が流れるようなファンの取り付け方をするというのがいいかもしれない。 - USBの分岐ケーブルではなく、いっそクーラーパッドにUSBハブを搭載して、スイッチがあるあたりにUSBポートを付けたらどうでしょう?
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