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2007年12月26日(水曜日)

iPodも携帯もワイヤレスで:Bluetoothヘッドセット

カテゴリー: - spiky @ 06時21分20秒 このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをTagClickに追加

iPodは聴きたいが、電話の時にヘッドフォン外すの面倒くさい!
そんなときに便利なのがワイヤレスのヘッドセット(ヘッドフォンにマイクがついたもの)です。最近の携帯電話はBluetooth(ブルートゥース、以下BT)に対応したものが増えてきたので、BT規格のワイヤレスヘッドセットなら携帯につながるし、その他の電子機器にもつながります。

今回久しぶりにサンワダイレクトの製品モニターに応募したら幸運にも、このBluetoothヘッドセット”MM-BTSH9 icon“に当選したのでインプレッションを御届けします。

MM-BTSH9 icon  13,440円(税込み)が9,980円(税込み)!

 

iconicon iconicon iconicon

1.商品が到着!

今回は「当選しましたよ!」というメールが来てから、2日後くらいには商品が到着してました。ちょっとびっくり。

以前の商品モニタのときと同様、商品の箱がもう一回り大きな箱に丁寧に放送されて到着。でもあけてみると、オンイヤー型のヘッドフォンのわりにはコンパクトなパッケージで、ヘッドフォン自体もなかなかコンパクト、さて中身を拝見しましょう。

2.中身を拝見

早速パッケージを開けてみます。中身はざっと以下のような感じ。

  1. MM-BTSH9本体(黒)
  2. 充電用USBケーブル
  3. 説明書
以上! (下記写真のヘッドセットは、傷保護用のビニールをはったままなのでちょっと映りがおかしいですが)

ヘッドセットのバッテリーは内蔵のリチウポリマーム電池なので、付属の充電用USBケーブルを使ってパソコンのUSBポートなどからチャージします。

 

「え〜、外に出るときチャージできないジャン!」

 

と思った方、いえいえ大丈夫です。別途購入する必要がありますが、ACA-IP6 iconなどのような、USBでの充電を前提とした機器、iPodとか携帯とか、用に使える非常にコンパクトな電源アダプタを用意すれば、PC本体を持ち歩かなくてもチャージできます。

 

iconicon ACA-IP6(電源アダプタ)

 

まずはヘッドセットを眺めていきましょう。

 

ヘッドセット本体は艶のある黒で、ちょっと高級感が漂います。ネックバンドは丁度真ん中のところ1箇所と、左右にもう1箇所ずつ折り曲げられる機構がついており、非常にコンパクトに持ち歩きができるようになっています。

 

この手のワイヤレスヘッドセットの一つの勘所は、左右のイヤーユニットのバランスです。ワイヤレスなので、基盤関係や各種のボタン、そしてバッテリーと普通のワイヤードのヘッドフォンに比べたくさんの重量物が入ってます。ある会社の製品は明らかに片方に重量が集中しており、装着したときに非常に違和感があるのですが、このMM-BTHS9の場合は、左右のバランスが掛け心地がなかなかです。

 

またネックバンド式なので、ヘアスタイルを気にする人にはばっちり。僕の場合も頭のてっぺんから後ろまで髪がつんつんしてますので、オンイヤー型だとネックバンド式以外ありえないんですね。お気に入りのヘッドフォンでBOSEのQuiet Comfort2がありますが、これはしっかりバンドが頭のてっぺんに密着するので、音の豊かさの代償が大きい(笑)ま、今回のMM-BTSH9をQC2と比較はできませんけど。

 

3.仕様

さて、製品の仕様を見てみましょう。

  • ■適合規格:Bluetooth Ver2.0+EDR
  • ■伝送方式:FHSS
  • ■周波数範囲:2.400GHz〜2.4835GHz
  • ■通信距離:最大約10m(使用環境によって異なります。)
  • ■送信出力:Class 2
  • ■電源:内蔵型リチウムポリマーバッテリー充電時間:約3時間連続使用時間:通話時/約8時間、スタンバイ時/最大約240時間
    ※スタンバイとは、電源がONの状態で、他の機器と接続されていない状態のことです。
  • ■対応プロファイル:HSP(ヘッドセット)、HFP(ハンズフリー)、A2DP、AVRCP
  • ■セット内容:本体、充電用USBケーブル、取扱説明書、保証書
    ※実際の通信距離や使用時間は使用環境や使用状況によって異なります。
  • となっています。

     

    まず基本のBluetoothの仕様ですが、"Bluetooth Ver2.0+EDR"ということで最新のBTの仕様になっています。"EDR"とは"Enhanced Data Rate"の略で、BT1.1/1.2が最大1Mbpsの通信速度なのに対し、最大3Mbpsまでの通信速度が出せます。またBT 1.1/1.2との互換性を維持しつつ、デューティーサイクル調整により通信時の低電力化が図られています。これによりサンプリング周波数の高い高品質なデータをやりとりできるわけですね。

     

    またBluetoothの仕様で大事なのがプロファイル。このMM-BTHS9では、HSP, HFP, A2DP, AVRCPの4つのプロファイルに対応しています。

     

    HSPは"Headset Profile"。ヘッドセットのオフフックボタンの操作によって、音声認識によるボイスダイヤル機能が使えます。またHFPにより、最後に通話した相手先へリダイヤルが可能となります。これら2つのプロファイルによって、携帯電話への接続に関しては、いまのところ特に問題なく使えるでしょう。

     

    また実際に音楽を高品質にやりとりするためのプロファイルとして、A2DP(Advanced Audio Distribution Profile), またヘッドセット側のスイッチで曲の先送り、巻き戻し、再生・停止などの操作を可能にするAVRCP(Audio Video Remote Control Profile)に対応しており、レシーバ側がこれらのプロファイルに対応していれば、ヘッドセットの操作だけで音楽プレーヤの操作ができちゃいます。

     

    またワイヤレス機器としてバッテリーの持続時間が気になるところですが、連続使用時で8時間持つ、ということなので、だいたい1日くらいなら外に出て使い続けても、帰ってきたら夜充電するようにすればバッテリ切れになる心配はないと思われます。

     

    さて、早速使ってみましょう。

     

    4.使ってみる

    マニュアルによると、まず使い始める前に、完全に充電してください、とあります。ここはあせらず、まずは充電しましょう。充電はいたって簡単。ヘッドセット右側にプラグをさす穴があるので、付属のケーブルをつなぎ、USBコネクタ側をPCもしくは、先のUSB充電器にさします。

     

    4.1 携帯電話との接続

     まず携帯電話と接続してみます。ここではソフトバンクの705NK(N73)に接続してみます。接続の方法はいたって簡単です。(あ、携帯電話の種類によるかも)

     

    (1)まず携帯の方でBluetoothの設定画面にします。

    図1では、まだMM-BTSH9が登録されていない画面です。現状5つの機器を登録しています。

     図1 MM-BTSH9登録前の画面

     

    (2)次にMM-BTSH9のオフフックボタンを6秒以上押します。

    するとボタンのランプが赤と青の交互点滅を始めます。これがヘッドセット側の待機状態です。

    次に携帯の方で「機器検索」を行います(図2)。図3は検索中の画面。

    図2 機器検索画面   図3 検索中。。。

     

    (3)数秒もすると、図4のようにMMBTSH9が見つかリます。

    検索が終了したら、MM-BTSH9を選択して(周りに他にBT機器が接続待機状態になっていると複数の機器がリストに出てくることがあります)「選択」を押します(図5)。

    図4 MM-BTSH9が見つかった!  図5 MM-BTSH9を選択

     

    (4)続けて図6のように接続認証を行うためのMM-BTSH9のパスコードを入力します。

    MM-BTSH9のパスコードは"0000″(半角数字でゼロが4つ)です。(※殆どのメーカの殆どの機器が0000なので、あんまり意味が無いような。。。)パスコードを入力し決定をすると、MM-BTSH9に接続詞に行きます。(図7)

    図6 パスコードの入力   図7 接続中。。。

     

    (5)MM-BTSH9側でパスコードが確認されると、図8のような画面になります。

    「自動接続できるように機器を認証しますか?」と聞いているのは、先ほど入れたパスコードを保存し、次回以降いちいち接続設定をしなくても自動で接続できるようにするか?という意味です。ここは迷わず「はい」とします。

    これで登録完了です。図9のように、認証済み機器リストにMM-BTSH9が追加されました。なお、N73との接続設定では自動的にヘッドセットプロファイルでペアリングが行われるようです。

     図8 自動認証設定   図9 登録完了!

     

    (6)さて、早速使ってみましょう。

    (6)−1 電話をかける

    ヘッドセット右側の横のオフフックボタンを軽く一回押すと携帯電話に接続し、N73の場合はボイスダイヤルモードになります。ここで電話をしたい人の名前を言うと、音声認識された人の名前がヘッドセットから復唱され、ほどなくしてダイヤル音が聞こえます。相手が出ればそのまま話ができます。電話を切るときは、もう一度オフフックボタンを押します。

    (6)−2 電話を受ける

    電話がかかってきたら、ヘッドセット右側のオフフックボタンを軽く一度押します。すると接続して話が出来る状態になります。

     

    4.2 音楽プレーヤとの接続

    次に音楽プレーヤーにつなぎます。個々でちょっと言い訳を(汗)。最終的には「携帯」+「iPod」という組み合わせで使いたいのですが、残念ながらいま現時点でiPod用のBTアダプタを持っていないので、同等機器ということでBluetoothを搭載しているMacBookProとヘッドフォンプロファイルで接続し、そしてMacBookPro上のiTunesで音楽を聴きながら、携帯の着信を受信したり、あるいは携帯で電話したりという環境で模擬をしたいと思います。

     

    (1)Macの環境設定パネルからBluetoothを選びます。

    すると、現状接続設定されている機器が表示されます。

     図10 MacBookProに登録されている機器リスト

     

    (2)機器の検索をする

    携帯の時と同様、MacBookProにMM-BTSH9を認識させます。オフフックボタンを6秒以上押して、赤と青の交互点滅モードにします。その後、図11のパネルから機器の検索をすると、リストにMM-BTSH9が現れます。まだこの時点では接続していません。

     図11 MM-BTSH9が見つかった!

     

    (3)接続認証をする。

    さて、ここでMM-BTSH9を選んで接続設定をするわけですが、一つ注意。先ほどヘッドセットプロファイルではN73とすでにペアリングをしていますので、ここでは音楽を聴くためにヘッドフォンプロファイルで接続をします。リストからMM-BTSH9を選んだ後、リストの下のダイヤルアイコンを押すと、プロファイルの選択が出来ます。ここでヘッドフォンプロファイルを選択します。(図12)その後パスコードの入力画面が出るので、携帯のときと同じように"0000″を入力すると無事認証が完了し、MM-BTSH9の接続状態が「接続」にかわり、丸いインジケータが赤から緑に変わります。

     図12 ヘッドフォンプロファイルで接続

     

    (4)使ってみる

    この状態ですでにMM-BTSH9はMacBookProに接続されているので、iTunes等を立ち上げて音楽が聞こえるかどうか確認しましょう。どうですか?非常にクリアな高音質の音が聞こえてくるはずです。

     

    4.3 携帯とMacで使う

    さてこれでMM-BTSH9は携帯(N73)と音楽プレーヤ(Mac)の両方に接続されている状態です。iTunesで音楽を流して入れば、その曲がヘッドフォンから聞こえているはずです。この状態で、別の電話からN73に電話をして見ます。

     

    N73に着信すると、ヘッドフォンの曲が切れて、0.5秒ほどして着信音が聞こえてきます。ここでオフフックボタンを押すと電話にでることができます。通話が終わったらもう一度オフフックボタンを押すと、0.5秒ほどして再び曲がヘッドフォンから流れ始めます。

     

    発信の場合も先ほどの携帯の接続設定で試したやり方と全く同じで、音楽が流れている上体で、オフフックボタンを軽く一度押すと、ボイスダイヤルモードになるので、ここで相手の名前を告げればダイヤルが始まります。通話が終わったらオフフックボタンを再度押すと曲が流れ始めます。

     

    そのほかに、ヘッドセットには早送り・巻き戻しボタン、およびボリュームと再生・停止をかねたボタンがあります。これらは曲を再生しているときに有効です。このボタンで今回はiTunesも操作できることを確認しました。曲の再生・停止、iTunesのリスト上の再生中の曲を先に進めたり、前の曲に戻したりが可能でした。

     

    5.結果の程は

    当初、このMM-BTSH9に応募したときに、もう一つの製品、MM-BTSH3BK(黒) iconMM-BTSH3W(白) icon という、はっきりと「2つの機器とペアリングできます」と書いてあるものがあったので、こちらのMM-BTSH9は無理かなぁと思ってましたが、機器ごとにプロファイルを変えることで、とりあえず僕が望んでいたような「携帯」+「音楽プレーヤ」という組み合わせで利用できることを確認できました。オンイヤー型ということで、装着した感じはちょっと大げさな雰囲気もあるんですが、なによりケーブルが一切無い、というのが非常に快適で、町を歩いているときとか電車の中とか頻繁に使うことになると思います。あ、あとスケートのときにもですね。

     

    6.おわりに

    「携帯」+「音楽プレーヤ」という組み合わせで2つの機器に接続して使えることがわかったので、本来のiPodをつなぐためのiPod用Bluetoothアダプタ、MM-BTAD10BK(黒) icon を早速手配しました。

     

    ここだけの内緒ですが、いろいろ調べたところAmazonが一番安いです。いまのところ4,200円で販売中です。

     

    さて、総合評価ですが、僕的には◎です。とはいうものの、使っていて気になった点がいくつかあるので下記に記したいと思います。

     

    1. 音楽を聴いていると、不定期にノイズが入る。今のところMacBookProでしか試してないので、ひょっとするとMacBookProとの相性、ということも考えられますが今のところ原因不明です。製品の不良という可能性もあります。これはちょっとサンワダイレクトさんに相談しようと思っているところです。
    2. オフフックボタンの操作で、長押しの際の時間が長すぎる。スイッチオン・オフの際に、それぞれ4秒以上押し続けねばなりません。これはちょっと長いのでは?という気がします。ソニーエリクソンのヘッドセットでは3秒なのですが、せいぜいこれくらいかという気がします。
    3. オフフックボタンの動作インジケータが派手すぎる。これは好みが分かれるところだと思いますが。僕としては人に動作状況を積極的にPRする必要な無いので小さなLEDを、ヘッドセットを取り外してオン・オフするときにだけ見える位置につけて欲しいと思います。
    4. おなじくオフフックボタンのインジケータは、ボタンを指で押しているときに隠れてしまうので、やはり位置がまずいと思います。インジケータの色でオンかオフかを判断するようになっているのに、ボタンを押している最中はインジケータの色が確認できないので、いったいいつ指を離せばよいのかがわからない、という根本的なユーザインタフェースとしての不備があります。やはり動作状況を示すインジケータは別の場所に設けるべきでしょう。
    5. ボリュームと再生・停止をかねたスウィングスイッチ(とでも言いますか)はなかなか便利なのですが、ちょっとサイズが小さすぎる。手袋をしていたら操作できないし、またいったいヘッドフォン側のボリュームが最大になっているのかどうかが分からないので、段階的にボリュームアップ、ダウンの際に操作が実際に有効になっているかを確認できるフィードバック音が是非欲しい。それと最大・最小ボリュームになっているときは、それ以上操作が出来ないことを示す別の確認音も欲しい。
    6. マイクの位置が悪い。また伝声管をやはりつけるべきでは。ヘッドセットの下部に小さな穴が開いていて、おそらくここがマイクの穴だと思われますが、穴が口の方をむいていない、口から離れすぎているということがあって、騒がしい屋外でしゃべるときには結構大きな声をださないといけない。他社製のBTヘッドセットの中には伝声管をきちんとつけているモデルもあるので、これを見習うと良いでしょう。
    といったところでしょうか。

     

    次のモデルで取り入れてもらえると嬉しいです。 ■

    番外

    BT対応でないiPodとこのヘッドセットを使うのに便利なBluetoothアダプタがこれ→ MM-BTAD10BK(黒) icon

    iconicon


    番外2:

    自前のヘッドフォンを使って、同じように携帯とiPod等の音楽プレーヤーに接続したい人には、下記のMM-BTSH3BK(黒) iconMM-BTSH3W(白) icon がおすすめです。

    iconicon iconicon

    2007春のご入会&お買い物キャンペーン【サンワダイレクト】


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