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2008年11月20日(木曜日)

ついに登場、ポケットプロジェクタ3種!

カテゴリー: - spiky @ 12時19分50秒 このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをTagClickに追加

 

1977年にSFXを駆使した映画「スターウォーズ」が公開されたとき、R2D2が映し出すレイア姫のホログラムを見て、「まぁ特撮だから」という気持ちと、「いつかこんな装置ができたらいいなぁ」と、遠い未来のことだと感じていた。(※日本公開は1978年)

例のあれである。

 "Help me Obi-Wan Kenobi. You’re my only hope.”

 (助けて、オビ-ワン ケノービ!あなただけが頼りなのです!)

 

しかしそれから30年がたち、ホログラムではないもののどこでも映像を投影できる小型のプロジェクタがついに商品として登場した。

 

現在、商品として購入できる(あるいは近日中に購入可能な)のは以下の3つである。

  1. OptomaポケットプロジェクタPico(販売:アップルストア、オーエス)
  2. 3M 手のひらプロジェクタ MPro110 (販売:住友スリーエム)
  3. 海連 手のひらプロジェクタ X Pro920M (販売:有限会社海連)

なおEPSONもこんなのを発表しているようだが、ドラえもん以外の一般人のポケットには到底入らないと思われるので、却下。

現在公開されている情報から比較した表が下記。

Pico MPro110 X Pro920M
メーカ Optoma 3M 海連
値段 5万円以下 56,490円 39,800円
発売日 アップルストアにて先行予約11/20より、全国のアップルストアで12/1より先行販売、12/19より一般販売 発売中 2009年1月中旬より
サイズ 105 × 51 ×17 [mm] 115 ×50 ×22  [mm] 90 ×44 ×80 [mm]
重さ 120 [g] 160 [g] 190 [g]
光学系仕様

米TIが開発した超小型DLPチップセット「DLP Pico」採用

480×320ドット

6型(投射距離0.15m)〜66型(同2.63m)

LED光源のLCoS方式出力640 x 480解像度(入力は1024×768まで対応)の映像を対角8型 〜 48型サイズ(距離 305-1800mm)

VGA, SVGA, XGA

 

 

入力解像度1024×768, 出力解像度640×480

コントラスト比 1000 : 1 ? 100 : 1
明るさ 10 [ルーメン] ? 10 [ルーメン]
入力仕様 ? NTSC, PAL, NTSC(M), PAL(BGHI) ?
映像入力 コンポジットビデオ(ミニ端子)と、アナログ音声(2.5mmステレオミニ)。

コンポジット
VGAのビデオ端子

D-Sub 15Pinとコンポジット映像入力
音声入力 アナログ × アナログ
電源

リチウムイオン電池

DC電源

ファンレス

リチウムイオン電池(充電式)

DC電源

ファンレス

DC電源

ファン付き?

電池駆動 ○(連続2時間) ○(時間不明) ×
特徴

・いまのところ最小
・スピーカー内蔵
・内蔵バッテリ交換可能
・予備バッテリ付き
・ミニ脚用交換ねじ付き
・USBにて充電可能
・2段階輝度調整可
・入力端子がコンポジットのみ
・出力解像度低い

・三脚用ねじ穴つき
・バッテリ駆動可能(時間不明)
・レビューによると作りがちゃち
・左右反転表示(裏から投影のため)可能
・モノスピーカ内蔵
・Mini AV / RCAケーブル付属
・三脚付属
・コントラスト比低い
・バッテリ駆動できない
備考 主としてiPod Touch, iPhone用か?(iPod, iPhone専用ケーブルが付いている模様) PC接続用の持ち運びプロジェクタとして適している。 同社製品「サインはVGA」と組み合わせてスマートフォンでのppt, pdfなどのプレゼン可能(※VGA端子があれば、別にこれでなくても良いような)

 

3製品の比較

 いまのところすぐに買えるのは、本日よりアップルストアにて予約開始となっているPicoと、すでに売り出し中の3MのMPro110である。ポケットプロジェクタは持ち歩く用途が前提であると考えるので、できれば電源の無いところでも駆動するほうが、これまで想像も付かなかったシーンでの利用が可能になるという点で○。そういった意味で、僕的に意味があるのは、PicoとMPro110か。海連のX Pro920MはDCアダプタのみでの駆動なので、確かに小さいのだがモバイルシーンでの活用という面で魅力が半減する。

 ということで、持ち運びできるプロジェクタという面からみると、最も軽く小さいPicoに軍配があがると思う。フットプリント的には3MのMPro110もかなり小さいのだが、それでなくても非常に多くのガジェットを持ち歩いている身としては、軽いことに加え、より「薄い」方が助かる。ただ薄くなるということは、光学系(DLPやレンズなど)も小さくせざるを得ず、基本的な投影機能の面で譲歩する必要が出てくることは認識しておく必要があるだろう。

 

 基本的なプロジェクタとしての性能を見てみると、最も性能が良いのは、3MのMPro110。ポケットプロジェクタの中では、最大の1024×768の入力まで扱え、出力も640×480である。また、コントラスト比も1000:1と高いほうになる。同じ解像度である640×480に対応している海連のX Pro920Mはコントラスト比がMPro110の1/10の、100:1しかない。またサイズ的にも小さいとは言いながらも、ずんぐりむっくりとした大きさがカバンの中での収まりを悪くしている。

 

 いずれも昨今普及してきたデスクトップタイプのプロジェクタに比べると圧倒的に性能が劣るが、一方でプロジェクタを常に持ち歩ける、バッテリ駆動でも動作できるという面で、これまで活用されてこなかったシチュエーションでのあらたなニーズによる市場の拡大が見込めると考える。最終的には購入者がポケットプロジェクタに何を求めるかによって選択肢は変わってくるが、僕的にはプレゼン・DVDや映像の鑑賞といったところなので、パワーポイントでのプレゼン時の解像度を考えると、やはり640×480あるMPro110かな。バッテリーの持ち時間が公表されていないのがちょっと気になります。またバッテリーの交換はできないようなので、バッテリーがきれたら専用のDCアダプタにて充電するためにコンセントを探すことになりそう。少し解像度の点で譲れば、そつなく良いのはPicoの方。なんていってもバッテリーが交換可能な上に、予備バッテリーが標準で添付されているというのも心強い。スピーカも付いてるし、最近の音声つきプレゼンでもなんとかいけそうな気がするし。

 しかしPicoの解像度、完全にiPod, iPhoneと一緒になっているという点、やはりiPod TouchやiPhoneでの利用を念頭において販売を決めたような気がする。フットプリント的にもiPodにかなり近いしね。ソフトバンクのワンセグ&外部バッテリーパックも同じフットプリントなので、カバンの中で収まりがよさそうに思う。

 

ポケットプロジェクタの今後

 さて、これで終わってしまうと、その辺のIT系サイトのまとめ記事と変わらなくなってしまうので、僕なりの見解を述べようと思う。今後、どんどんとポケットプロジェクタの製品が増えて、新しい市場ができてくると思う。もちろん、民生市場でもそれなりの需要があると思うが、僕はむしろ産業分野での潜在的ニーズが非常に多いのではないか、感ずるのである。

 産業分野では、製造業の生産現場がある意味いまだにIT化されていない最後の聖域となっている。しかしものづくりの最前線はやはり現場であり、営業や設計などの上流工程と、この最前線とがICTによって完全かつシームレスにつながれてはじめて、情報化時代の恩恵を最大限にうけた、ロバストでアジャイルなプロダクションループが完成するのである。上流系のICT化については、もういやというほど様々な取組みがなされてきており、ユーザの選択肢も多い。

 しかしながら一方で、生産現場でまともに使えるICT系製品の選択肢はまだまだ足らない。

 少なくとも、空調の効いたビルの机に四六時中へばりついている人たちが使うことを前提とした、デスクトップをメタファとしたICT製品、つまりはコンピュータなり、OSなり、しか未だにない状況を見れば、それは明らかだ。しかしながら今後は、そういった現場系、それも現場の事務所で使うのではなく、極端な話、溶接をしている現場だとか、基礎工事でコンクリートを打っている現場までICTによって製造情報を流し、吸い上げる必要がある。そのための仕組みはまだまだ足らないし、そもそもが現場のアクティビティをメタファとしたOSなり、コンピュータなりがいまだ登場していないのが実情である。

 

 例えば現場端末では北米で9割以上のシェアを誇るPanasonicのTouch Bookにしたって、ハードウェアは確かに相当にタフで現場向きであるが、現場の作業員はべつにTough Bookで釘を打ったりねじを締めたりするわけではない。現場でのこのような作業を情報支援してくれるようなやりかたで情報を取り出し、目の前の対象物に働きかけたいのである。そんな場面にGUIなど必要ない。ましてやWindowsなど全く持って不向きである。

 

 手に持っている端末上で、移動しながら、あるいは不安定な状況で、非常に細かい画面上のポインタを、これまた小さな領域にジャストミートで移動させることがいかに困難な作業であるが、現場に出ないプログラマの多くは知らない。現場には現場のリテラシーがあるし、それに沿った情報機器が必要なのだ。

 

 さて、現場画必要とするものの中で、やはり設計図面や施工図面というものは非常に重要度の高い情報の一つだろう。しかし図面というものは、殆どのケース、30inchのサイズのモニターであっても全てを表示することはできない。これに加えて、チームで作業をしていたりすると、折に触れて複数人でこの情報を閲覧したいケースがあるが、いまのモバイルデバイスの標準的なサイズである8inchやそこらの画面にA0(ゼロ)の図面など出しても何がなんだかわからない。やはり「ばさばさっ」と広げて、同じ作業チームのメンバで一緒に見たいのだ。従い、この問題はモバイルデバイスの物理的画面サイズを大きくすれば良いかというと単純にそういう問題ではないし、またユーザインタフェースの工夫(たとえば拡大・縮小をスムーズにさせるズーミングインタフェースを設けるとか)でどうなるレベルのものでもない。現場にこのようなモバイルデバイスを持ち出して思うのは、

 

 「あぁ、ここの壁にこの図面(あるいは部品リストとか、施工手順図とか)を表示できたらなぁ」

 

ということだ。

 

 そういった用途に実はこのポケットプロジェクタは非常にうってつけなのである。いまは現場の特定の区画にパソコンとプロジェクタを設置し、必要に応じてそこで図面を表示したりというトライアルをやっているケースもあるが、あまり現実的でない。たとえば工事現場から、この場所に戻ってくるのに数十分かかるようなケースなどざらだ。従って、まさに作業をしているその場で見れなければ意味が無いし、活用されない。そんなときにモバイルデバイスと、このプロジェクタがあれば、(屋外ではいまのところ、周りが明るすぎて無理だとしても、なお)使える現場は無数にある。設計でついさっき変更されたばかりの図面情報をものづくりの最前線で確認できる、というのは作業の手戻りを防ぐし、作業ミスも減る。

 

 そういったニーズだけでも無数にあるので、産業分野ではすぐにでも配備したい道具の一つとなるだろう。

 

 しかしながら、プロジェクタとしての基本性能の今後の向上のみならず、先ほど述べた現場のリテラシーというものも、このプロジェクタにおいても慎重に考える必要がある。例えば、プロジェクタは「どこかに設置して、映像をぶれさせない」という暗黙の前提のもと設計されている。家や事務所ならば、机の上に設置すればその要件は満たされるわけであるが、現場では基本そういった形でプロジェクタをどうやって固定するのか、あるいは固定する場所が無いときに、どうやって投影された画像を安定させればよいのか、という点ではたと困ってしまうことになる。

 例えば、プロジェクタ側にマグネットを内蔵し、また様々な平らでない場所、たとえば階段の手すりとか、H鋼のヘリの部分などに固定するためのクリップなりを標準でつけておく必要があるだろう。現場には鉄でできた場所やものがたくさんあるので、クリップが使えない場合はマグネットで固定すればよい。しかしそうなると、モバイルデバイスをどうするか、という話になる。モバイルデバイスは持っていても、置いてもよいが、プロジェクタとの距離と接続方法を考えておく必要がある。基本、モバイルデバイスは身体につけている(ポケットに入れていたり、ベルとクリップでとりつけていたり、あるいははたまた手に持っていたり)ことを考えると、巻き取り式のケーブルとか無線化が必須となるかもしれない。無線化が可能なのであれば、現場に無線インフラがあるとするならば、データは直接プロジェクタに送って、モバイルデバイスを不要にすることもできるだろう。

 

 またプロジェクタを固定するためのいかなる方法も見つからない場合は、手に持って投影する必要があるだろう。将来的にはプロジェクタそのものがモバイルデバイスに組み込まれるケースもあるだろうし、安全ヘルメットにカメラとともに埋め込まれるケースもでてくる。そうなると問題は、プロジェクタが始終動いている、という点だ。当然映像もゆれる。そこでひつようとなるのが、現在のデジカメなどではあたりまえになっている手ぶれ補正機能である。また手に持つ場合は水平を維持するのも大変かもしれない。そうなると昨今の携帯やiPhoneなどでメジャーとなっている、筐体の傾きを検出するための6軸センサーを組み込み、ある程度の傾きに対しては、画像を回転させ、台形補正をかける、などのメカニズムが必要となってくる。

 

 これらの機能それぞれは昨今では珍しいものではないが、それがプロジェクタに使われているケースはいまだない。

 

 そして最後に、耐環境性である。現場の作業員が事務所から毎日持っていく懐中電灯や無線機の壊れ方は、それはもう悲惨なものがある。趣味でアマチュア無線などをしているユーザがみれば、卒倒するだろう。したがって相当な耐衝撃や耐振動対策が必要だ。また防滴、防水も必要かもしれない。引火性の物質を扱う場所においては防爆仕様にするひつようもあるだろう。放射線をあつかう現場では、放射線により誤作動をしないようプロジェクタをシールドする必要があるし、唯一レンズの部分には通常のシールド方法が使えないので、透過性を維持しつつ放射線を通さないような技術も必要となってくる。

 

 とまぁ、このように現場で必要とされるような要件を並べ立てると、現状ではじめたポケットプロジェクタは全くもって十分ではないが、しかし技術的に不可能なわけではない。やがてこのようなプロジェクタが様々な現場機器に内蔵されたり、耐環境性が向上される見込みは十分にあり、現場におけるICTの活用を加速し、生産性の向上や安全性の向上に大きく寄与する望みは小さくない。

 

 ポケットプロジェクタは今後が非常に楽しみなガジェットである。

 レイア姫のホログラムメッセージを受け取れる日はまだ少し先になりそうだが、平面でよければ今すぐにでもジェダイの騎士の気分は十分に味わえる。帝国が攻めてくることを心配して、日夜フォースの訓練に励んでいる人たちにはぜひ最初に買ってもらいたい製品だ。


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2008年2月16日(土曜日)

MacBookProの電源が突然切れる!

カテゴリー: - spiky @ 15時18分22秒 このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをTagClickに追加

最近は電源ケーブルに接続した状態で使う事が多く、バッテリーのみでの利用をしていなかったのですが、先日たまたま外出中にバッテリーのみで使って、いや、使おうとしたときに問題が発覚しました。

「突然電源が切れる」

のです。

当初「またWindowsかよ」と思っていたのですが、MacOS Xの起動でも同じ状態が発生する事が分かり、はたと困りました。まだ導入してからさほど年月も立っていないのでバッテリもまだまだ大丈夫なはずです。そもそも、ほんとにバッテリが残り少なくなってきているのであれば、「現在予備電源で動作中です。データが失われないよう云々。。。」というダイアログがでて、しばらくしてから自動的にスタンバイに入るのが普通なので、どうもまともに動いていないらしい。。。

しかしここで慌ててはいけません。

Winでも、長時間連続駆動するときはときどき再起動をした方がいいように、それほどの頻度ではありませんが、Macもリフレッシュをしてやったほうがいいことがあります。Macを使うときに知っておくと良い知識として、古くは「パワーマネージャ(PM)」、そしてIntel Macになってからは「システムマネージメントコントローラ(SMC)」のリセットがあります。

主として、ハードよりの部分を管理してくれている回路で、基本的な所としては、バッテリーの残り容量の監視とか、液晶パネルのバックライトの輝度の調整とか、ハードディスクのスピンアップ/ダウンの制御をしている回路です。

電源関係でなにかおかしくなったときは、まずこのPMもしくはSMCのリセットをしてやると正常に戻る事が多いです。だいたい経験的には購入してから使用期間中に2、3度ある感じです。

アップル製ポータブルコンピュータの SMC (System Management Controller) をリセットする方法

上記のページを見ればPM, SMCのリセットの方法が書かれていますが、MacBookProなどのintel Macの場合は、

  1. MacBook Proをシャットダウンする
  2. 電源コンセントを外し、バッテリーも外す
  3. パワースイッチを5秒以上押し続け、はなす。
  4. バッテリーを入れ、必要ならば電源コンセントもつなぐ。
  5. パワースイッチをいれて立ち上げる。そして状態を確認。

という感じです.簡単簡単!

さっそく上の手順通りSMCのリセットをしました。バッテリーのインジケータを確認すると、満充電状態だったので、とりあえず電源ケーブルはつながずにしばらく(以前なら電源が落ちていた時間ていど)そのまま使い続けましたが、今度は徐々にバッテリーが減って行って正常に戻りました。残り時間の表示もぐんとのびました。

よしよし。

Windowsの方も大丈夫なようです。

これで一安心。
でも、以前の68系、そしてPPC系にくらべると、IntelMacになって、さらに安定度が増してきた感じがあります。Intel Mac、良いですね〜♪

パフォーマンス的にも、ppc1.25GHzのPowerBookG4でHandbrakeを使って動画エンコードをすると、たかだか5[fps]程度しか出ないのですが、このCore Duo(Core 2 Duoではないのです。涙)の2.16GHzでも、その10倍以上の50[fps]でますからねー。

MacBookPro、仕事に趣味におすすめです。■

ところでここ数日物欲を刺激しているのがAmazonで値引きされているBOSEの"マルチメディア・スピーカーシステム Companion2II"!。デスクトップ用には秋葉で仕入れた500円(笑)のしょぼいスピーカーをつないでいるのですが、iTunesとかで音楽を聴こうとするとがっかりなのです。こいつは値段が結構安い割に、低音から高音まで良い音を鳴らしてくれる手頃なスピーカーとしてなかなか評判がよく、前々から狙ってたんですが、なんかいま値引きセールをやってるみたいです.うーむ、欲しいんですがちょっとでかい買い物をしてしまったので、たぶん「ポチッ」とはやらないと思いますが。。。(_ _;;


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2007年12月26日(水曜日)

iPodも携帯もワイヤレスで:Bluetoothヘッドセット

カテゴリー: - spiky @ 06時21分20秒 このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをTagClickに追加

iPodは聴きたいが、電話の時にヘッドフォン外すの面倒くさい!
そんなときに便利なのがワイヤレスのヘッドセット(ヘッドフォンにマイクがついたもの)です。最近の携帯電話はBluetooth(ブルートゥース、以下BT)に対応したものが増えてきたので、BT規格のワイヤレスヘッドセットなら携帯につながるし、その他の電子機器にもつながります。

今回久しぶりにサンワダイレクトの製品モニターに応募したら幸運にも、このBluetoothヘッドセット”MM-BTSH9 icon“に当選したのでインプレッションを御届けします。

MM-BTSH9 icon  13,440円(税込み)が9,980円(税込み)!

 

iconicon iconicon iconicon

1.商品が到着!

今回は「当選しましたよ!」というメールが来てから、2日後くらいには商品が到着してました。ちょっとびっくり。

以前の商品モニタのときと同様、商品の箱がもう一回り大きな箱に丁寧に放送されて到着。でもあけてみると、オンイヤー型のヘッドフォンのわりにはコンパクトなパッケージで、ヘッドフォン自体もなかなかコンパクト、さて中身を拝見しましょう。

2.中身を拝見

早速パッケージを開けてみます。中身はざっと以下のような感じ。

  1. MM-BTSH9本体(黒)
  2. 充電用USBケーブル
  3. 説明書
以上! (下記写真のヘッドセットは、傷保護用のビニールをはったままなのでちょっと映りがおかしいですが)

ヘッドセットのバッテリーは内蔵のリチウポリマーム電池なので、付属の充電用USBケーブルを使ってパソコンのUSBポートなどからチャージします。

 

「え〜、外に出るときチャージできないジャン!」

 

と思った方、いえいえ大丈夫です。別途購入する必要がありますが、ACA-IP6 iconなどのような、USBでの充電を前提とした機器、iPodとか携帯とか、用に使える非常にコンパクトな電源アダプタを用意すれば、PC本体を持ち歩かなくてもチャージできます。

 

iconicon ACA-IP6(電源アダプタ)

 

まずはヘッドセットを眺めていきましょう。

 

ヘッドセット本体は艶のある黒で、ちょっと高級感が漂います。ネックバンドは丁度真ん中のところ1箇所と、左右にもう1箇所ずつ折り曲げられる機構がついており、非常にコンパクトに持ち歩きができるようになっています。

 

この手のワイヤレスヘッドセットの一つの勘所は、左右のイヤーユニットのバランスです。ワイヤレスなので、基盤関係や各種のボタン、そしてバッテリーと普通のワイヤードのヘッドフォンに比べたくさんの重量物が入ってます。ある会社の製品は明らかに片方に重量が集中しており、装着したときに非常に違和感があるのですが、このMM-BTHS9の場合は、左右のバランスが掛け心地がなかなかです。

 

またネックバンド式なので、ヘアスタイルを気にする人にはばっちり。僕の場合も頭のてっぺんから後ろまで髪がつんつんしてますので、オンイヤー型だとネックバンド式以外ありえないんですね。お気に入りのヘッドフォンでBOSEのQuiet Comfort2がありますが、これはしっかりバンドが頭のてっぺんに密着するので、音の豊かさの代償が大きい(笑)ま、今回のMM-BTSH9をQC2と比較はできませんけど。

 

3.仕様

さて、製品の仕様を見てみましょう。

  • ■適合規格:Bluetooth Ver2.0+EDR
  • ■伝送方式:FHSS
  • ■周波数範囲:2.400GHz〜2.4835GHz
  • ■通信距離:最大約10m(使用環境によって異なります。)
  • ■送信出力:Class 2
  • ■電源:内蔵型リチウムポリマーバッテリー充電時間:約3時間連続使用時間:通話時/約8時間、スタンバイ時/最大約240時間
    ※スタンバイとは、電源がONの状態で、他の機器と接続されていない状態のことです。
  • ■対応プロファイル:HSP(ヘッドセット)、HFP(ハンズフリー)、A2DP、AVRCP
  • ■セット内容:本体、充電用USBケーブル、取扱説明書、保証書
    ※実際の通信距離や使用時間は使用環境や使用状況によって異なります。
  • となっています。

     

    まず基本のBluetoothの仕様ですが、"Bluetooth Ver2.0+EDR"ということで最新のBTの仕様になっています。"EDR"とは"Enhanced Data Rate"の略で、BT1.1/1.2が最大1Mbpsの通信速度なのに対し、最大3Mbpsまでの通信速度が出せます。またBT 1.1/1.2との互換性を維持しつつ、デューティーサイクル調整により通信時の低電力化が図られています。これによりサンプリング周波数の高い高品質なデータをやりとりできるわけですね。

     

    またBluetoothの仕様で大事なのがプロファイル。このMM-BTHS9では、HSP, HFP, A2DP, AVRCPの4つのプロファイルに対応しています。

     

    HSPは"Headset Profile"。ヘッドセットのオフフックボタンの操作によって、音声認識によるボイスダイヤル機能が使えます。またHFPにより、最後に通話した相手先へリダイヤルが可能となります。これら2つのプロファイルによって、携帯電話への接続に関しては、いまのところ特に問題なく使えるでしょう。

     

    また実際に音楽を高品質にやりとりするためのプロファイルとして、A2DP(Advanced Audio Distribution Profile), またヘッドセット側のスイッチで曲の先送り、巻き戻し、再生・停止などの操作を可能にするAVRCP(Audio Video Remote Control Profile)に対応しており、レシーバ側がこれらのプロファイルに対応していれば、ヘッドセットの操作だけで音楽プレーヤの操作ができちゃいます。

     

    またワイヤレス機器としてバッテリーの持続時間が気になるところですが、連続使用時で8時間持つ、ということなので、だいたい1日くらいなら外に出て使い続けても、帰ってきたら夜充電するようにすればバッテリ切れになる心配はないと思われます。

     

    さて、早速使ってみましょう。

     

    4.使ってみる

    マニュアルによると、まず使い始める前に、完全に充電してください、とあります。ここはあせらず、まずは充電しましょう。充電はいたって簡単。ヘッドセット右側にプラグをさす穴があるので、付属のケーブルをつなぎ、USBコネクタ側をPCもしくは、先のUSB充電器にさします。

     

    4.1 携帯電話との接続

     まず携帯電話と接続してみます。ここではソフトバンクの705NK(N73)に接続してみます。接続の方法はいたって簡単です。(あ、携帯電話の種類によるかも)

     

    (1)まず携帯の方でBluetoothの設定画面にします。

    図1では、まだMM-BTSH9が登録されていない画面です。現状5つの機器を登録しています。

     図1 MM-BTSH9登録前の画面

     

    (2)次にMM-BTSH9のオフフックボタンを6秒以上押します。

    するとボタンのランプが赤と青の交互点滅を始めます。これがヘッドセット側の待機状態です。

    次に携帯の方で「機器検索」を行います(図2)。図3は検索中の画面。

    図2 機器検索画面   図3 検索中。。。

     

    (3)数秒もすると、図4のようにMMBTSH9が見つかリます。

    検索が終了したら、MM-BTSH9を選択して(周りに他にBT機器が接続待機状態になっていると複数の機器がリストに出てくることがあります)「選択」を押します(図5)。

    図4 MM-BTSH9が見つかった!  図5 MM-BTSH9を選択

     

    (4)続けて図6のように接続認証を行うためのMM-BTSH9のパスコードを入力します。

    MM-BTSH9のパスコードは"0000″(半角数字でゼロが4つ)です。(※殆どのメーカの殆どの機器が0000なので、あんまり意味が無いような。。。)パスコードを入力し決定をすると、MM-BTSH9に接続詞に行きます。(図7)

    図6 パスコードの入力   図7 接続中。。。

     

    (5)MM-BTSH9側でパスコードが確認されると、図8のような画面になります。

    「自動接続できるように機器を認証しますか?」と聞いているのは、先ほど入れたパスコードを保存し、次回以降いちいち接続設定をしなくても自動で接続できるようにするか?という意味です。ここは迷わず「はい」とします。

    これで登録完了です。図9のように、認証済み機器リストにMM-BTSH9が追加されました。なお、N73との接続設定では自動的にヘッドセットプロファイルでペアリングが行われるようです。

     図8 自動認証設定   図9 登録完了!

     

    (6)さて、早速使ってみましょう。

    (6)−1 電話をかける

    ヘッドセット右側の横のオフフックボタンを軽く一回押すと携帯電話に接続し、N73の場合はボイスダイヤルモードになります。ここで電話をしたい人の名前を言うと、音声認識された人の名前がヘッドセットから復唱され、ほどなくしてダイヤル音が聞こえます。相手が出ればそのまま話ができます。電話を切るときは、もう一度オフフックボタンを押します。

    (6)−2 電話を受ける

    電話がかかってきたら、ヘッドセット右側のオフフックボタンを軽く一度押します。すると接続して話が出来る状態になります。

     

    4.2 音楽プレーヤとの接続

    次に音楽プレーヤーにつなぎます。個々でちょっと言い訳を(汗)。最終的には「携帯」+「iPod」という組み合わせで使いたいのですが、残念ながらいま現時点でiPod用のBTアダプタを持っていないので、同等機器ということでBluetoothを搭載しているMacBookProとヘッドフォンプロファイルで接続し、そしてMacBookPro上のiTunesで音楽を聴きながら、携帯の着信を受信したり、あるいは携帯で電話したりという環境で模擬をしたいと思います。

     

    (1)Macの環境設定パネルからBluetoothを選びます。

    すると、現状接続設定されている機器が表示されます。

     図10 MacBookProに登録されている機器リスト

     

    (2)機器の検索をする

    携帯の時と同様、MacBookProにMM-BTSH9を認識させます。オフフックボタンを6秒以上押して、赤と青の交互点滅モードにします。その後、図11のパネルから機器の検索をすると、リストにMM-BTSH9が現れます。まだこの時点では接続していません。

     図11 MM-BTSH9が見つかった!

     

    (3)接続認証をする。

    さて、ここでMM-BTSH9を選んで接続設定をするわけですが、一つ注意。先ほどヘッドセットプロファイルではN73とすでにペアリングをしていますので、ここでは音楽を聴くためにヘッドフォンプロファイルで接続をします。リストからMM-BTSH9を選んだ後、リストの下のダイヤルアイコンを押すと、プロファイルの選択が出来ます。ここでヘッドフォンプロファイルを選択します。(図12)その後パスコードの入力画面が出るので、携帯のときと同じように"0000″を入力すると無事認証が完了し、MM-BTSH9の接続状態が「接続」にかわり、丸いインジケータが赤から緑に変わります。

     図12 ヘッドフォンプロファイルで接続

     

    (4)使ってみる

    この状態ですでにMM-BTSH9はMacBookProに接続されているので、iTunes等を立ち上げて音楽が聞こえるかどうか確認しましょう。どうですか?非常にクリアな高音質の音が聞こえてくるはずです。

     

    4.3 携帯とMacで使う

    さてこれでMM-BTSH9は携帯(N73)と音楽プレーヤ(Mac)の両方に接続されている状態です。iTunesで音楽を流して入れば、その曲がヘッドフォンから聞こえているはずです。この状態で、別の電話からN73に電話をして見ます。

     

    N73に着信すると、ヘッドフォンの曲が切れて、0.5秒ほどして着信音が聞こえてきます。ここでオフフックボタンを押すと電話にでることができます。通話が終わったらもう一度オフフックボタンを押すと、0.5秒ほどして再び曲がヘッドフォンから流れ始めます。

     

    発信の場合も先ほどの携帯の接続設定で試したやり方と全く同じで、音楽が流れている上体で、オフフックボタンを軽く一度押すと、ボイスダイヤルモードになるので、ここで相手の名前を告げればダイヤルが始まります。通話が終わったらオフフックボタンを再度押すと曲が流れ始めます。

     

    そのほかに、ヘッドセットには早送り・巻き戻しボタン、およびボリュームと再生・停止をかねたボタンがあります。これらは曲を再生しているときに有効です。このボタンで今回はiTunesも操作できることを確認しました。曲の再生・停止、iTunesのリスト上の再生中の曲を先に進めたり、前の曲に戻したりが可能でした。

     

    5.結果の程は

    当初、このMM-BTSH9に応募したときに、もう一つの製品、MM-BTSH3BK(黒) iconMM-BTSH3W(白) icon という、はっきりと「2つの機器とペアリングできます」と書いてあるものがあったので、こちらのMM-BTSH9は無理かなぁと思ってましたが、機器ごとにプロファイルを変えることで、とりあえず僕が望んでいたような「携帯」+「音楽プレーヤ」という組み合わせで利用できることを確認できました。オンイヤー型ということで、装着した感じはちょっと大げさな雰囲気もあるんですが、なによりケーブルが一切無い、というのが非常に快適で、町を歩いているときとか電車の中とか頻繁に使うことになると思います。あ、あとスケートのときにもですね。

     

    6.おわりに

    「携帯」+「音楽プレーヤ」という組み合わせで2つの機器に接続して使えることがわかったので、本来のiPodをつなぐためのiPod用Bluetoothアダプタ、MM-BTAD10BK(黒) icon を早速手配しました。

     

    ここだけの内緒ですが、いろいろ調べたところAmazonが一番安いです。いまのところ4,200円で販売中です。

     

    さて、総合評価ですが、僕的には◎です。とはいうものの、使っていて気になった点がいくつかあるので下記に記したいと思います。

     

    1. 音楽を聴いていると、不定期にノイズが入る。今のところMacBookProでしか試してないので、ひょっとするとMacBookProとの相性、ということも考えられますが今のところ原因不明です。製品の不良という可能性もあります。これはちょっとサンワダイレクトさんに相談しようと思っているところです。
    2. オフフックボタンの操作で、長押しの際の時間が長すぎる。スイッチオン・オフの際に、それぞれ4秒以上押し続けねばなりません。これはちょっと長いのでは?という気がします。ソニーエリクソンのヘッドセットでは3秒なのですが、せいぜいこれくらいかという気がします。
    3. オフフックボタンの動作インジケータが派手すぎる。これは好みが分かれるところだと思いますが。僕としては人に動作状況を積極的にPRする必要な無いので小さなLEDを、ヘッドセットを取り外してオン・オフするときにだけ見える位置につけて欲しいと思います。
    4. おなじくオフフックボタンのインジケータは、ボタンを指で押しているときに隠れてしまうので、やはり位置がまずいと思います。インジケータの色でオンかオフかを判断するようになっているのに、ボタンを押している最中はインジケータの色が確認できないので、いったいいつ指を離せばよいのかがわからない、という根本的なユーザインタフェースとしての不備があります。やはり動作状況を示すインジケータは別の場所に設けるべきでしょう。
    5. ボリュームと再生・停止をかねたスウィングスイッチ(とでも言いますか)はなかなか便利なのですが、ちょっとサイズが小さすぎる。手袋をしていたら操作できないし、またいったいヘッドフォン側のボリュームが最大になっているのかどうかが分からないので、段階的にボリュームアップ、ダウンの際に操作が実際に有効になっているかを確認できるフィードバック音が是非欲しい。それと最大・最小ボリュームになっているときは、それ以上操作が出来ないことを示す別の確認音も欲しい。
    6. マイクの位置が悪い。また伝声管をやはりつけるべきでは。ヘッドセットの下部に小さな穴が開いていて、おそらくここがマイクの穴だと思われますが、穴が口の方をむいていない、口から離れすぎているということがあって、騒がしい屋外でしゃべるときには結構大きな声をださないといけない。他社製のBTヘッドセットの中には伝声管をきちんとつけているモデルもあるので、これを見習うと良いでしょう。
    といったところでしょうか。

     

    次のモデルで取り入れてもらえると嬉しいです。 ■

    番外

    BT対応でないiPodとこのヘッドセットを使うのに便利なBluetoothアダプタがこれ→ MM-BTAD10BK(黒) icon

    iconicon


    番外2:

    自前のヘッドフォンを使って、同じように携帯とiPod等の音楽プレーヤーに接続したい人には、下記のMM-BTSH3BK(黒) iconMM-BTSH3W(白) icon がおすすめです。

    iconicon iconicon

    2007春のご入会&お買い物キャンペーン【サンワダイレクト】


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    2007年8月19日(日曜日)

    暑い夏には「冷える!」ノートPC冷却台!

    カテゴリー: - spiky @ 16時34分21秒 このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをTagClickに追加

    夏は暑い!
    ノートも暑い!

     クーラーをかけていても、このPowerBookの暑さは尋常じゃないです。
    丁度パームレスとの所にハードディスクが入っているので、特に左側の手のひらが大変な事に。 そんな夏にうってつけの商品が、先日サンワダイレクトからの商品モニター募集のメールに乗っていました。

    「冷える!ノート用クーラーパッド(USB電源タイプ) TK-CLN10U
     大型ノート(15.4inch)対応(400mm x 280mm)」

    早速応募したら見事にヒット!今回はこのノートクーラーパッドのインプレッションをお届けします。

    ノート用クーラーパッド(USB電源タイプ) 11,340円(税込み)が7,980円(税込み)!


    1.商品が到着!

     ほどなくして、丁寧な梱包で商品が届きました。なかを開けてみると、神々しくも涼しげな水色の箱がこんにちは。

    冷却台が到着   

    ということで、今回はこのサンワサプライから発表された、ノートPC用の冷却台「ノートクーラーパッド」のインプレッションをお伝えしたいと思います。

     

    2.同梱物の確認

     箱は結構大きなものですが、なにせアルミ製の板を曲げたものなので、以外に軽い。さっそく中身を確認して行きましょう。

     まず冷却台本体ですね!黒いボディの表面がヘアライン仕上げしてあり、ちょっと高級感あふれています。また角の部分や、曲げてある部分が全て面取りをしてあり、引っかかったり手を傷つけたりしないように配慮してあります。なかなか芸が細かいですねー。

    本体の写真  付属品

     そして付属品ですが、クーラーパッドに搭載されている大型の冷却ファン2つを駆動する為の電源をパソコン本体からUSBケーブルにて供給する為のケーブル。通常USBで電源を取るタイプのもの、例えば外部ハードディスクなどのUSB電源ケーブルをつないだりしてしまうと、それだけでUSBポートを占有してしまって使えないってことがよくありますね。このケーブル、ご覧のように二股になっています。あまり電力を必要とする外部機器は一緒につなげないと思いますが、USBマウスとか、USBメモリスティック等は問題ないでしょう。こういった配慮は嬉しいですね。 さてもう一つの付属品はクーラーパッドに載せたノートPCを、クーラーパッドの面から浮かせる為のゴム足4つです。実はこれは非常に大事な部品なので、無くさないようにしましょう。あとで活躍する事になります。

     

    3.設置

     今回テストに利用したのは、PowerBook G4 15inch、ワイド液晶/薄型ノートの先駆けとなったアップルコンピュータのプロシューマ向けノートのフラッグシップモデルです。現在はMacBook ProとなってCPUもIntelのCore 2 Duoとなっていますが、今回のPBG4はPowerPCとなっています。アルミ筐体は美しいだけでなく、非常に熱伝導率が良いので、うまく本体全面から熱を外に逃がすのに役立っています。 さて、クーラーパッドにPBG4を載せてみましょう。PBG4は結構横幅があるんですが、ご覧のようにまだクーラーパッドには余裕があります。17inchでも問題なく載せられます。 横からの写真ですが、このように傾斜しており、タイピングの際に打ちやすくなっています。

     

    後ろ側を見てみると、USBケーブルが出ている横に小さなスイッチが付いており、 USBケーブルを差し込んだ後、手でスイッチのon/offをします。

     

     

    4.いよいよ動作テスト

     さていよいよ、肝心の「ひえひえ」具合を見ていきましょう。まず冷却の前に、PBG4に「熱く」なってもらわねばならないので、以下の2つの作業をしてもらうことにしました。

    • DVDの連続再生 (DVD Playerにて映画を再生)
    • HDへの連続アクセス (Tech Tool Pro4でHDのスキャンを実施)

     また温度計測ですが、Hamada Takashi氏が作成されたPBG4用の“Thermo in Dock”というツールを利用しました。PBG4では、CPUなどの温度をアプリケーションで取り出すことができるようで、これを連続計測しグラフにしてくれる便利なツールです。Thermo in Dockが計測してくれるのは以下の3箇所の温度。

    • Power Supply Bottom Side … (あ)
    • CPU Bottom Side … (い)
    • CPU/InterPID Bottom Side … (う)

    これら(あ)(い)(う)の温度推移を調べます。

     さて上記2つの作業を開始してからしばらくしてThermo in Dockを起動すると、上記(あ)(い)(う)が下記の値を示しています。

    • (あ) 65℃
    • (い) 63℃
    • (う) 61℃

    ここでいよいよクーラーパッドの動作開始です。背面のスイッチを入れると、ファンが回転を始めました。しばらくこのまま、そう、約10分間ほどほったらかしていたのですが、一向に上記3つの温度が下がってきません。

    おかしい。

    何かがおかしい。

    これだけ大きな口径のファンが2つも回ってるんだから風量的にも結構な流量のはず。もっとがんがん冷えてくれることを期待していたのですが。。。

     

    5.ノートはゴム足で浮かせろ!

    「スイッチを入れればファンが回る」

    ただそれだけの構造なので、ややこしいことは何もありません。しかし冷えない。そこで基本的なことを考えてみました。ファンは回っているが、果たして空気は流れているのか?この2つのファンは下からノートの底面方向に向かって噴出すようになっています。横からノートとクーラーパッドの間を覗いてみると、ノートとクーラーパッドは殆ど密着した状態、つまりファンの出口を思いっきりふさいでいます。

    これでは風も流れないので冷えるわけがありません。

     

    そこで!

     

    先ほど確認したゴム足の登場です。これはクーラーパッドの面に貼り付けて、ノートPCを浮かせる役割があります。PBG4の足と干渉しないように位置を調整して以下の写真のように4つ取り付けました。これでノート底面とクーラーパッドの間に隙間ができました。

     

     

     

    さて、改めて実験開始です。

     

     温度は先ほどと変わらずPower Supply下が65℃のまま。。。この状態で、改めてクーラーパッドの電源をon! これでしばらくほったらかしておきました。すると徐々に温度が下がり始め、約10分ほどで(あ)(い)(う)ともに約3度程温度が下がりました。その後引き続きファンをまわした状態にしましたが、どうもこれが精一杯のような感じです。

     結果を表にまとめたものが下記です。

    (あ) Power Supply Bottom Side 65 ℃ →約10分後→ 62 ℃
    (い) CPU Bottom Side 63 ℃ 59 ℃
    (う) CPU/InterPID Bottom Side 61 ℃ 58 ℃

    下記図は、左が冷却開始前、右が約10分後の状態。

     

     

    5.結論

     かなり大きいファンが2つもついているので、もっとガンガンに冷えるかと思っていたのですが、僕のPBG4ではマイナス3℃が精一杯のようで、ちょっと拍子抜けした感じです。いや、ちょっと期待をしすぎたか?しかしながら、3℃定常的に温度が下がることで、パームレストの焼けるような暑さはかなり和らぎ、ほんわかと暖かい程度まで体感できるほどの違いがありました。実用上はこれだけ下がってくれれば助かるかも。

     もちろん世の中にはまさにアルミ削りだしの冷却フィンそのものといったロールスロイスのような冷却台もあるのですが、それはそれなりに値段がします。しかし何よりもこのサンワダイレクトのノート用クーラーパッド(USB電源タイプ)7,980円ですよ!コストパフォーマンス的には十分なのではないかと感じる次第です。

     

    6.おわりに

     実は以前、動画のエンコード作業とかをしているときにあまりにPBG4の温度が上がりすぎて触れないほどになってしまったので、PBG4の下にタオルで巻いた保冷剤をおいて、その上で作業をしてたことがあったんですね。これはこれでちょっと危険なのです。あまりに急激に、かつ部分的に下げすぎると、内部にたまっている空気から水分が凝縮し、基盤やチップ、へたをするとハードディスクに付いたりする可能性があり、取り返しの付かない故障を引き起こす可能性があるからです。しかしこの掟破りの方法では、なんとPower Supply Bottom Sideの温度が40℃代まで下がるという恐ろしいほどの冷却効果を発揮します。アルミの筐体も、ひんやり冷たくなりとても気持ちが。。。。いい。。。

     

     まそんな危ないこともやっていたので、同じ程度の効果を期待していましたが、それはちょっと尋常ではないわけで(汗) 保冷剤は溶けますから、つど、交換が必要です。そのてんクーラーパッドはそんな手間もなく安全な範囲で冷やしてくれますから、マシンもやさしいです。

     

     大き目の筐体としっかりとしたつくりもあって、キー入力のしやすさという側面もありますし、この程度の値段なら一つあると重宝するかと感じた次第です。

    さて、今回のインプレッションを通して感じたことを下記にまとめてみました。メリット・デメリット、そして要望など。製品の作りはカチッとしていて、値段のわりには高級感があります。黒という色も目立たず落ち着いた感じでいいです。サンワダイレクトノート用クーラーパッド(USB電源タイプ)、いまななら7,980円とお安くなっているのでお買い得です。でわでわ

    メリット

    • 大型で安定しているので,ノートPCを載せてもしっかり安定しています。
    • シンプルな作りの割にはそこそこ冷えます。
    • 電源供給用のUSBケーブルが分岐タイプになっており、他のUSB機器を同時に接続できます。
    • 冷却ファンの音が静か!内蔵ファンと大差ないほど気がつかないくらいに静かです。
    • 角の面取りがしてあり、手やPCをひっかけて傷つける心配がありません。
    デメリット

    • ノートを閉じてもスリープせず、ファンが回り続けます。Macの場合、シャットダウンはせず、スリープが基本(と僕は考えてます)なので、スリープしていると思っていると、ずーっと動きっぱなしということになります。自分で意識してスリープ前にスイッチを切る必要があります。
    • 構造的に工夫したらもっと同じファンで冷却効率を上げられる。

    リクエスト

    • アルミ板の加工とファン取り付けを工夫して、更に冷却効率を上げる。
      現状ではファンからの空気流量を確保する為に付属のゴム足でPC本体を浮かせなければいけません。しかしこれだとPCがクーラーパッドに接触しない為、せっかくアルミでできているクーラーパッドに熱が伝導せず、したがってクーラーパッド本体がアルミでできていることそのものはPC本体の放熱面積を広げる為には役に立たない。従って極端な話クーラーパッドがアルミでできていることは冷却効率の点で何ら貢献していません。従って、まずクーラーパッド自体はノートPC本体に密着するような構造とするのが望ましいでしょう。但しこれだといまの冷却ファンの取り付け方だと冷却用の風が流れないので、クーラーパッド本体の表面構造を工夫する必要があります。(1)クーラーパッド本体はできるだけPC底面に密着させ、PCの放熱面積をかせぐ。(2)熱が伝導し放射している面にできるだけ多くの流体を流し、放熱を加速する。という二点を考慮すると、やはり一番いいのは、CPUクーラーの放熱フィンの用な構造とし、フィンの面にノートを載せ、ノート底面とフィンの間を流体が流れるようにするのがベストですが、しかし材料費/加工の工数もあるので、このような削りだしタイプにするとコストがかなり上がってしまいます。従って、削りだしではなく、アルミの平板1枚を波打つように折り曲げ、波の間に流体が流れるようなファンの取り付け方をするというのがいいかもしれない。
    • USBの分岐ケーブルではなく、いっそクーラーパッドにUSBハブを搭載して、スイッチがあるあたりにUSBポートを付けたらどうでしょう?

    サンワダイレクト サンワダイレクト Apple Store(Japan) MacBook

     


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    2007年7月16日(月曜日)

    ExpressCard版ワンセグチューナ!

    カテゴリー: - spiky @ 17時39分52秒 このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをTagClickに追加

     

    サンワサプライから発売されたExpressCardワンセグテレビチューナー(Mac用) (VGA-TV1S2M)は、USBメモリスティックタイプが多い、ノートPC用ワンセグTVチューナ市場の中で異色のExrepssCardタイプだ。Mac専用と銘打つだけあって、Apple純正リモコンの使えるFrontRow風インタフェースを備える視聴アプリケーションなど、Macユーザを意識したつくりとなっている。その使い勝手とインプレッションを紹介する。


    久々の物欲日記です。(^ ^;

     

    先日サンワサプライから製品モニター募集のメールが来ました。そのなかで、

     

    「Mac用ExpressCardワンセグTVチューナ -VGA-TV1S2M- 」
    ExpressCardワンセグテレビチューナー(Mac用)

     

    に応募をしていたのですが、しばらくして「当選しました!」の連絡が!

     

    ちょっと使ってみたインプレッションを報告したいと思います。

     

     MacBookProはIntel Macになってから、以前のPowerPC版に搭載されていたPCMCIAの代わりにExpress Cardという新しい規格のインタフェースが搭載されるようになりました。ところがいまだにEpxress Card向けの製品はまだあまりない、というのが現状です。また個人的にあちこちMacを持ち歩く機会が多いので、このExpress Cardタイプのワンセグチューナにちょっと惹かれたというわけです。

     

    さて、2,3日してから箱が届きました。

     

     

     

    以下、Mac用ExpressCardタイプのワンセグチューナとしては、初めて・かつ唯一のこの製品のインプレッションをお届けしたいと思います。

     

    1.内容物の確認

     

    早速箱を開けてみると、以下のようなものが入っています。

     

     

     

    • ExpressCardワンセグテレビチューナ本体 x 1
    • ショートアンテナ(上図一番右) x 1
    • 高感度ロッドアンテナ(ケーブル長1.5m) x 1
    • F型スクリューアンテナ端子変換ケーブル x 1
    • ドライバ・アプリケーションソフト x 1
    • 取り扱い説明書 x 1

     

     ショートアンテナは出かけるときに持ち運ぶには小さくて便利です。ロッドアンテナはアンテナ長、ケーブル長とも十分な長さがあると思います。ケーブルは一般的なアンテナコネクタとなっているので、足らないときは近所の電気屋さんとかで延長ケーブルを調達できるでしょう。

     

     また最近増えている有線テレビの家を想定してか、F型スクリューアンテナ端子変換ケーブルがついています。これはCATVなどで壁のアンテナ端子から出ているアンテナケーブルをつなぐことができるものです。ロッドアンテナで地上波を直接拾うのが難しい場合も、部屋のアンテナケーブルをつなぐことで良好な受信状態を維持できます。部屋で使うときは便利だと思います。

     

    2.ソフトウェアのインストール

     

     ソフトウェアのインストールは非常に簡単です。添付されているCDをドライブにいれると、"PVRInstaller"というのが入ってますので、これをダブルクリック!すると画面にライセンス関係の画面(下図)がでてきて、「同意する」を押せば、あとは自動的にインストールが進み、あっというまに終了。

     

     インストールが完了すると、デスクトップに、"Presto! PVR"というアイコンが作成されます。

     

     

     

    3.ワンセグチューナの装着

     

     さて、ソフトウェアのインストールがすんだら、ワンセグチューナを装着しましょう。ワンセグチューナをMacBookProの左側面にあるExpressCardスロットに差し込みます。奥にあたるまで差し込んだら、さらにぐっと押し込んでください。ばねを押す感覚があって、「カチッ」という音がしたらOKです。はずす時は、再度ぐっと押し込むと、ばねによって排出されます。

     

     ExpressCardがうまく装着されると、黒いボディの中にある白のLEDがぼわぁ〜っと表示されます。ちょっとおしゃれですね。

     

    さてうまくLEDが点灯すると、無事カードが装着されたことを意味し、ほどなくして先ほどインストールしたソフトウェア、Presto!PVRが自動的に起動します。

     

     

     ちなみに、世間ではワンセグチューナというとUSBタイプが殆どですが、あいにくUSBタイプのチューナをもっていないので、かわりにBuffaloのUSBメモリと大きさを比較してみました。左下が装着前、右下が装着後です。

     

     ExpressCardタイプの利点は、2つしかないMacBookProのUSBポートを占有しないこと。たとえば、モバイルな方でもUSBマウスとか一緒に携帯している方は多いでしょうし、またUSBメモリを使うシーンは多いですよね。これだけでUSBポートを2つ使ってしまいます。またUSBタイプのチューナは横にかなり飛び出すので、PCとかを傾けた際にうっかりチューナ側に起こしてしまうと、チューナかUSBコネクタを容易に破損してしまいます。

     

     ExpressCardの場合も横には飛び出しますが、その長さは下記の図のようにわずかで、またUSBコネクタよりはカードの方が強度的に強いので、多少であれば曲がらずにふんばってくれるはずです。なので、精神的に安心感がだいぶ違うと思います。また単に横に飛び出す長さが短いことで、Macの左側を空けておかねばならないスペースも狭くていいですよね。

     

     

     


     

    4.Presto!PVRの設定

     

     それでは、さっそく肝心の放送のほうを受信してみましょう。Presto!PVRインストール直後はチャンネルの設定がなされていないので、普通のテレビとかと同じようにチャンネルの設定が必要です。

     

     うまくPresto!PVRが起動すると、下記の画面が現れます。(※下記画面では、すでにチャンネルの設定が終わっている状態なので、TV画面が出ています。インストール直後は真っ暗な画面です)

     

     アプリケーションを起動して出てくるウィンドウは3つ。

     

    • TVビュー(下図左上)
    • コントローラウィンドウ(下図左下)
    • マネージャウィンドウ(下図右)

     

     TVビューにはワンセグ番組を受信した映像が映ります。またすぐ下にコントローラウィンドウが現れ、チャンネルの切替、ボリュームの調整、そして番組の録画などが行えます。マネージャウィンドウには、ワンセグで受信できるチャンネルのリストが表示されます。またこの画面から録画の予約、録画された番組の選択、そして電子番組表EPG/iEPG(ただしMacがインターネットにつながっているときだけ)の確認ができ、この番組表からも録画予約が可能です。

     

     

     

    4−1. チャンネルの設定

     

     一番最初に起動すると、下記の設定画面が現れます。2回目以降にこの画面にアクセスするには、「環境設定/チャネルタブ」でアクセスできます。

     

     都道府県の横のプルダウンメニューをクリックして、都道府県を選択し、その右の「起動」を押します。すると、その地域の放送局をスキャンして、放送可能な放送局がリストに表示されます。一つも放送局が現れない場合は、受信状態が悪くてちゃんと電波が受けられていない場合があります。その場合は、アンテナをロッドアンテナにするか、あるいは家庭用のアンテナを使うなり、パソコンを窓際にいどうするなりして、受信状態が改善するよういろいろと試行錯誤してみます。 

     

     

     無事リストが表示されたら「OK」を押して設定を終了します。終了後は、マネージャウィンドウに放送局リストが表示されているはずですので、どれか一つをマウスで選択してみましょう。するとTVビューに画面が出きます。

     

    4−2.録画予約

     

     さて無事番組が受信できたら、つぎは録画予約に挑戦してみましょう。録画をするときは、2つの方法があります。

    • 現在見ている番組をすぐに録画
    • EPG(電子番組表)から番組を選択して予約録画

     現在見ている番組をすぐに録画するときは、コントローラパネルの録画ボタンを押します。

     

     

     コントローラパネルの左下にあるボタンを押すと、ただちに録画が始まります。録画された番組は、マネージャウィンドウの「録画」タブを押して現れるリストに登録され、あとでここから録画番組を選択・再生ができます。

     

     次に録画予約ですが、これはEPG(電子番組表)もしくはiEPGを使います。EPGの情報は放送波で、iEPGはインターネットの番組表サイト経由で予約を行います。ですので、iEPgを使う場合は、Macインターネットにつながっている必要があります。

     

     EPGを選択した場合、下図のような番組リストが表示されます。

     

     

     

     リストから番組を選択し、「録画予約に追加」を押します。すると上図右のような番組詳細画面がでてくるので、内容を確認し、間違いが無ければ[ok]を押します。すると下図のように番組予約リストに追加されます。再生するときは、同じ画面から番組を選択すると再生ができます。

     

     なお、録画された番組をiPodで見れないかと思い、ファイルタイプを確認して見ましたが、”.pvr"という独自形式のようで、そのままではiPodでは見れない感じです。ひょっとすると拡張子を無理やり変更して、QuickTime Playerとかで変換をかけられるかもしれませんが、今回はそこまで試していません。

     

     

     

    4−3.TVビューのサイズ変更1

     

     さて、今度はTVビューのサイズを変更してみましょう。

     

    メニューバーの「表示」を選択すると、サイズ変更のメニューが表示されます。もともとワンセグの解像度は、320×240 or 320×180ですので、これ以上にあまり大きく表示しても、逆に荒さがめだって見えにくいのですが、大きめに表示するメニューが用意されているようです。ちなみにデフォルトではこのうち100%(400×225)となっています。なのでちょっと眠い感じの画像です。80%表示にしてやったほうが、くっきりはっきりといった感じです。

     

     

    各サイズでの見え方は下記のとおりです。

     

    80%(320×180)  100%(400×225)

    160%(640×360)  180%(720×405)

     

    4−4.TVビューのサイズ変更2

     

       さて画面のサイズ変更ですが、上記の80%〜180%とは別に、「全画面」というものも用意されています。文字通り、MacBookProの画面いっぱい(15inchならば1440×900)に拡大して表示します。そもそもの解像度の5倍近い大きさになるので、近くで見るにはみずらいのですが、一方でこの全画面表示が実はこのPresto!の「売り」だともいえます。

     

     全画面表示の下の、全画面メニューを表示してみましょう。

     

     すると、下記のような画面になります。おや?どこかで見たような画面ですね。そう、MacBook,MacBookProやiMacには標準でついている、マルチメディア画面です。Front Rowというもので、標準添付されているリモコンを使ってDVDやiTunes,iMovieなどを操作できます。それとよく似てますね。カーソルでも操作できますが、試しにリモコンで操作をして見ます。

     

      

     

     そう、このリモコンでも操作ができるようになります。操作方法はFront Rowと全く同じです。これならMacから離れたところでリモコンを操作してみるのに凄く便利ですし、こういった使い方をするときには解像度の低いワンセグを全画面で表示する意味があるなぁと感じたます。いやぁ〜こういう機能はMacユーザには嬉しいですね。他社のUSBタイプのものには、こんな感じでMacならではの使い勝手を工夫したものはみられないので、サンワサプライには拍手を送りたいと思います。

     

     なお、残念ながらFront Row風ではありますが、Front Rowとは全く関係なく、アプリケーション側で処理をしているので、Front RowのDVDプレーヤやiTunesと一緒に操作はできません。Presto!で使うか、Front Rowか、いずれか一つです。しかしそれにしてもうまくできています。

     

     

     

    もちろんボリュームの変更も可能です。(上図右)

     

     

     

    そして録画番組もこのメニューから選択可能です(上図左)。途中で感度が落ちて、受信できなくなると上図右のような画面になります。

     

     

     

    参考までに標準リモコンとサイズを比べてみたら、なんと以外にもかなり近いサイズでした。

     

    5.使ってみた印象

     

     さて使ってみた印象を纏めてみたいと思います。

     

     まず最初にお断りですが、本来ならばちまたで最も普及しているUSBタイプのものと、受信感度やソフトウェアの使い勝手を比較したいところなのですが、残念ながら当方持ち合わせていないので、単体だけでのインプレッションです。

     

     その他USBワンセグチューナはこちらをどうぞ→USBワンセグTVチューナー

     

     全体的に、当方の住む郊外のわりと田舎な場所でも受信感度的には十分な感じです。ただショートロッドアンテナにするとちょっと厳しいときもありました。カードそのものは装着時にそとに飛び出す出っ張り部分(黒いところ)が大きく、もう少し小さければなぁという感じです。

     

     ソフトウェアのほうは、特にフリーズしたりということも無く、メニュー構成も分かりやすくてよくできていると思います。また特に標準リモコンを使って、Front Rowと同じ感覚で操作できる機能は、僕の知る限りその他のUSBタイプのワンセグチューナには無いので、便利だと思います。

     

    利点と欠点を纏めてみると下記のような感じです。

     

     【利点】

    • USBコネクタを占有しない
    • 純正リモコンがFront Rowスタイルで使える
    • ロッドアンテナの台座に磁石が入っているため、設置の自由度がかなりある。
    • 持ち運びやすいようにショートロッドアンテナがついている
    • 自宅での視聴条件を改善するためにF型変換コネクタがついている
    • USBタイプにくらべれば、でっぱりが少ないので安心感がある

     【欠点】

    • 本体が(USBスタイルの他社チューナに比べ)でかい
    • アンテナが本体に収納できないため、かばんに入れておくときに不便
    • またいちいち脱着しないといけないので煩わしい

     【要望】

    • 装着時のでっぱりをゼロにして欲しい。
    • ショートロッドアンテナを本体に格納できるように
    • 録画ファイルをiTunes経由でiPodでも視聴できるように

     

     「ワンセグチューナをExpressCardにした理由はなんだろうか?」と考えたときに、他社製のUSBチューナと性能的には大差なく(想像ですが)ソフトウェア的にもFrontRow機能を除けば、卒が無い、言葉をかえれば、特徴が無いといえます。

     

     この製品を利用するユーザを想像してみると、まずは当然ExpressCardスロットのついたMacBookProユーザです。17inchモデルを使っている人を除けば15inchモデルのユーザは、多くが持ち運ぶことを前提として、持ち運べるパフォーマンスの高いモデルとしてMacBookProを選んでいるところはあまり異論が無いところだと思います。

     

     とすると、このExpressCard型ワンセグチューナを買う人は、MacBookProと一緒に持ち運び、移動先でワンセグを楽しむことが前提だと考えるわけです。だとすると、まずは持ち運びのしやすさに工夫が欲しい。USBタイプのワンセグチューナは殆どがアンテナがついており、うまくおりたたんでコンパクトにして持ち運びができる。一方でこのExpressCardタイプの場合、カードスロットから来る物理的形状に対する制約などから、なかなかアンテナがついた状態でコンパクトに収めるギミックは難しいとは思うのですが、短いショートロッドアンテナとカードを別々に入れると、絶対アンテナが「どっかいっちゃた〜」とか、「落とした〜」とか、うっかりベッドの隙間に落として気がつかず、なくしてしまう、という事態が容易に想像つきます。従って、ショートロッドアンテナはやはり本体内蔵(というか固定)のデザインは必須であると考えます。

     

     また、ExpressCardにするとのUSBタイプに対するアドバンテージは、やはりかなりの部分を本体に入れてしまえる、という点に尽きる と感じるわけです。中に入れてしまえることで、外の出っ張りを小さくできる、という点をもっと追求するべきであると感じます。上述したように、モバイルが原則ですから、まぁカードを装着して歩きながら使うことは無いにしても、コーヒーショップの狭いテーブルだとか、駅の手すりのうえだとか、電車で膝に乗せて、とかはありえるシチュエーションなわけです。

     

     また外に持ち出さなくても、家の中でも、食卓や、ワークデスク、ソファーにすわって膝の上(ただしやけどに注意!)という様々な設置の自由度を考えると、飛び出しが少ない!という点は明らかにUSBタイプに比べ、ひっかけて折ったり、壊したり、という不安、リスクが圧倒的に小さいわけで、そこを是非追求して欲しいと思う次第です。装着した状態で、外へのでっぱりが完全になくなれば、MacBooProユーザの標準グッズとなると思います。いまのでっぱりでは、USBにしろこのExpressCardにしろ五十歩百歩な感じで、ExpressCardである魅力が十分に生かせてないと感じます。

     

     もしUSBタイプを選ぶか、このExpressCardタイプを使うか、と問われるならば、モバイル環境での持ち運びのしやすさ、使いやすさ、安心感という点で、上記2点により現時点ではUSBタイプに若干軍配が上がると思います。FrontRowスタイルのユーザインタフェースは非常によくできているので、次期モデルでは是非完全内蔵に挑戦していただきたいと感じた次第です。

     

     それともう一つ。

     

     Intel MacではWindowsを仕事のレベルで使っている人も多いので、Parallel Desktopなどで、MacOS側から起動が可能だとは言え、完全にWindowsな世界でも使えるよう、Windows用ドライバとソフトウェアも欲しいところですね。実はWindows用もでてるんですね。

     

    ExpressCardワンセグテレビチューナー (Windows用 VGA-TV1SM)

     

     いまは製品が別になってますが、できればMac用にはWindows用のソフトとドライバも添付して欲しいと感じました。■

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    参考:【左】Mac用チューナ"VGA-TV1S2M"、【右】Windows用チューナ"VGA-TV1S2″

     サンワダイレクト



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    2007年4月25日(水曜日)

    車でiPodを楽しむためのグッズ考察

    カテゴリー: - spiky @ 19時30分09秒 このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをTagClickに追加

     

     Washington, D.C.近郊のVirginiaに住んでいた2001年のある休日、暇をもてあましてTyson's CornerのApple Storeにふらり遊びに行きました。

     

     丁度第3世代のiPodが発売された日で、店内はiPod一色でした。それまでiPodにはたいした魅力も感じておらず、ただなんとなく、ふらり寄ったのですが、なまめかしい白の半透明アクリルと美しくきらめく鏡面仕上げのステンレスパーツがシームレスに組み合わさった、新型iPodを見て、思わず衝動買いしてしまいました。

     それ以後、常にiPodは一緒で、しばらく遠ざかっていた音楽を楽しむようになりました。

     

     昨年このG3を手放し、30GBの黒の第5世代iPodへ乗り換えました。

     

     第5世代のiPodの特徴は、"Video iPod"と呼ばれるように動画を楽しめる点です。先の第3世代iPodはハードディスク容量15GBのものを使っていましたが、今回は30GBになって、より多くの曲やPodcast番組が入るようになったかというと、実はそうではなく、大好きな映画も入れて持ち歩くようになったので、結果的に以前にくらべさほど曲の数は増やせませんでした。(涙)

     

     いま思えば思い切って80GBにしておけばよかったかな、とちょっぴり後悔しています。

     

     最近は、特に朝夕の通勤・帰宅の車の中で大活躍中で、会社と家を往復する片道1時間のあいだ、英語のヒアリング・スピーキング能力維持・向上のために、CNNやABC, FOX、はたまたVOA Special Englishなどを聴いています。

     

     車でiPodを楽しむのに、現在はmathey(デンノー)のFMトランスミッター付きアダプタを使っていますが、いろいろと不満があります。今日はその辺をぐちりつつ、最近のiPod周辺グッズの中でいいものがないか探してみましたのでその報告をしたいと思います。

     

      mathey MIPTC-C25 iTranser Pro (税込み 8,080円)

     

     現在使っているのは下記のようなmatheyのFMトランスミッター付きアダプタで、シガーソケットのところに差し込んで使うようになっており、アダプタにiPodを載せておけば充電できますし、エンジンを切ると再生が停止します。(残念ながら、エンジンスタートで再生スタートはしない。)

     

     また僕の車は写真のように、シフトレバーの後ろに、シガーソケットが付いているので、ここに上からアームを突っ込むこと